NPO法人になるための要件は何ですか。
NPO法人になるためには、団体は以下の要件を満たしている必要があります。
・特定非営利活動を行うことを主たる目的とすること
・営利を目的としないこと
・宗教活動、政治活動を主たる目的としないこと
・特定の公職の候補者等や政党を推薦・支持すること、または反対することを目的としないこと
・特定の個人又は法人その他の団体の利益を目的として、その事業を行なわないこと
・特定の政党のためにNPO法人を利用しないこと
・特定非営利活動に係る事業に支障を生じるほどその他の事業を行なわず、また、その他の事業で生じた収益は、これを当該特定非営利活動に係る事業のために使用すること
・暴力団でないこと、暴力団または暴力団の構成員等の統制の下にある団体でないこと
・社員(総会で議決権を持つ会員、正会員)の資格の得喪に関して、不当な条件を付さないこと
・10人以上の社員がいること
・役員として3人以上の理事と1人以上の監事がいること
・役員(理事・監事)のうち報酬を受ける者の数が、役員総数の3分の1以下であること
・役員は、成年被後見人や被保佐人などの役員の欠格事由に該当していないこと
・それぞれの役員について、その配偶者若しくは三親等以内の親族は2人以上いないこと。また、各役員並びにその配偶者及び三親等以内の親族の数が、役員総数の3分の1を超えていないこと
NPO法人には、以上の要件を満たし、一定の手続きを経て、所轄庁から認証された後、登記をすることによってなることができるのです。