NPO法人には、監督制度や罰則規定がありますか。
はい、あります。
NPO法では、所轄庁による監督制度が規定されています。NPO法人は、NPO法や法人の定款に従った運営がなされているか、他の法令に違反していないかなどについて、所轄庁によって監督されることになっています。
法人の要件や、運営が著しく適正を欠くなどの状況に応じて、所轄庁はその法人から報告を求めたり、立ち入り検査をしたり、改善命令を行ったり、認証の取り消しを行ったりします。
また、改善命令に違反したり、各種の届出を怠るなどのNPO法の規定に違反した場合には、罰則規定が設けられています。罰金や過料が科せられる場合があります。