その他 : 新たに3つの認定NPO法人誕生、5年間認定も
NPO法人シェア国際保健協力市民の会、NPO法人ふくしまエヌ・ピー・オーネットワークセンター、NPO法人ユニフェム日本国内委員会の3つのNPO法人が国税庁長官の認定を受け、6月30日に官報に公示された。また、NPO法人二十一世紀協会が4度目の認定を受けたが、その認定期間は、平成25年6月30日まで。4月の改正後、初の認定期間5年の認定NPO法人となった。平成20年7月1日現在、認定の有効期間内にある法人は89法人。
「認定NPO法人」とは、NPO法人のうち一定の要件を備えて国税庁長官の「認定」を受けた法人。認定を受ければ、当該法人へ寄附をした個人や、企業などの団体が納める税金が軽減される仕組みで、いわば寄附を促進する税制。加えて、認定NPO法人の行う収益事業への法人税も軽減される。
6月30日に新たに国税庁長官の認定を受けたのは、NPO法人シェア国際保健協力市民の会、NPO法人ふくしまエヌ・ピー・オーネットワークセンター、NPO法人ユニフェム日本国内委員会の3つのNPO法人。
これらのNPO法人の認定の期間は、平成20年7月1日から平成22年6月30日まで。
また、6月30日には、NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会と、NPO法人スペシャルオリンピックス日本、NPO法人平和のための戦争メモリアルセンター設立準備会が2度目の、NPO法人二十一世紀協会が4度目の認定を受け、公示された。
このうち、NPO法人二十一世紀協会の認定期間は、平成25年6月30日まで。
4月30日に衆議院が、改正認定NPO法人制度を含む「所得税法等の一部を改正する法律案」を再可決。同日、公布・施行されたが、この改正によって、今年4月1日以降に申請のあったものについては、認定期間が2年間から5年間になった。NPO法人二十一世紀協会は、この新制度の適応第一号となった。
なお、6月30日には、NPO法人ミャンマー総合研究所の認定期間が終了。よって、平成20年7月1日現在、認定の有効期間内にある法人は89法人。
認定NPO法人の一覧は、次の国税庁ホームページから見ることができる。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/denshi-sonota/npo/meibo/01.htm