その他 : 企業に期待するのは「環境保全」
NGO/NPOに無料で募金ができる、募金のポータルサイト「イーココロ!」を運営するユナイテッドピープル株式会社は、2008年8月4日から8月18日の間に「イーココロ!」会員を対象に企業の社会貢献活動についての意識調査アンケートを実施。8月21日に公表された結果では、企業に期待する社会貢献活動として、「環境保全」が1番に選ばれていることが明らかになった。
募金のポータルサイト「イーココロ!」を運営するユナイテッドピープル株式会社が行った「企業の社会貢献活動についてのアンケート調査」は、2006年、2007年と継続して行われており、今年で3回目。
同社は、「イーココロ!」の会員を対象に、8月4日から8月18日の間、インターネットによるアンケートを実施し、990名の回答を得た。
公表された結果によれば、「企業の社会貢献活動を評価しますか」の質問では、「評価している」が82.5%、「評価していない」が17.5%と、2006年度の調査・2007年度の調査に引き続き、3年連続で安定して8割を超える人が、企業の社会貢献活動を評価していることがわかった。
また、社会貢献活動を評価しない理由については、複数回答で、「どのような成果を生んでいるかわからない」が56.6%、「どのような社会貢献活動を行っているかわからない」が42.8%と、企業側の情報公開不足が指摘されると同時に、「広告宣伝の1つにすぎないから」と指摘する理由も51.4%あった。
企業に期待する社会貢献活動としては、複数回答で、「環境保全」が1番(81.5%)。2番目は「子ども支援」(63.5%)となり、医療支援(58.2%)、地雷撤去活動(54.7%)と続く。
企業が採るべき社会貢献活動のアプローチとしては、「NGO/NPOを支援する(寄付など)」が28.5%、「NGO/NPOと協働する(ボランティアなど)」が27.2%と1番・2番となり、「企業が自社事業を通して行う(トヨタのハイブリッドカーなど)」が23.9%、「企業が単独で行う(CO2排出削減など)」が16.3%と、意見が分かれていた。
「2008年 企業の社会貢献活動についてのアンケート調査」の詳細は、「イーココロ」の下記に掲載されている。
http://www.ekokoro.jp/research/0808/index.html