その他 : JICA、組織強化アドバイザー派遣制度
独立行政法人国際協力機構(JICA)は、今年度も、開発途上国で国際協力を行う日本のNGOに対して、専門分野のアドバイザーを派遣し、組織強化のために必要な助言・指導を行う、「NGO組織強化のためのアドバイザー派遣制度」を実施する。募集期間は、10月1日から10月31日。
独立行政法人国際協力機構(以下、「JICA」)は、開発途上国で国際協力を行う日本のNGOに対して、海外の活動現場での支援や様々な連携事業を行っている。
JICAは今年度も、「NGO組織強化のためのアドバイザー派遣制度」を実施するとし、10月1日から10月31日まで、対象団体の募集を行う。この制度の目的は、NGOが社会からの期待に応えてより良い活動をするために必要な、活動基盤整備を支援すること。
この派遣制度では、専門分野の知見をもったアドバイザーがNGOの日本国内の事務所を訪問し、組織強化のために必要な助言・指導を行う。
今年度については、1)経理・会計、2)広報・資金調達、3)プロジェクト評価、に関するアドバイザーが派遣される。
対象となる団体は、国際協力を主たる活動とし、日本国内に拠点を有するNGO。または、国際協力NGOを主たる対象とする地域のネットワーク型NGO。
派遣期間は、最大20日間(延べ日数)。
派遣に必要な業務人件費と交通費の実費をJICAが負担。それ以外の指導に必要な経費(アドバイザーの提言を実現化するために必要な経費を含む)については申請団体側の負担となる。
「NGO組織強化のためのアドバイザー派遣制度」の詳細、応募方法などは、JICAサイト内、下記を参照のこと。http://www.jica.go.jp/hiroba/ngonpo/ngo_jica/adviser/index.html