その他 : STAND UP TAKE ACTION
今年も、10月17日、18日、19日の3日間、貧困問題解消のための意志表示として、立ち上がり(STAND UP)、政治のリーダーたちに貧困問題解消のための政策をとるよう行動する(TAKE ACTION)、世界同時アクション、「STAND UP TAKE ACTION」が行われる。メインイベントは、18日午後3時から、東京渋谷の国連大学前で行われる。
「STAND UP TAKE ACTION」は、GCAP(Global Call to Action against Poverty)と国連ミレニアムキャンペーンが協力して行っている世界同時アクション。2006年にSTAND UPを実施したのが始まり。
GCAP(Global Call to Action against Poverty)とは、貧困をなくすために活動する世界最大のNGOの連合体。ホワイトバンドをシンボルとして活動していて、全世界で100カ国以上にそのネットワークが広がっている。
日本では、NPO法人ほっとけない世界のまずしさが、GCAP JAPANとして、GCAPの活動に賛同する日本のNGOのとりまとめを行っている。
「STAND UP TAKE ACTION」は、2000年のミレニアムサミットで、「2015年までに貧困を半減する」と宣言した「ミレニアム開発目標(MDGs)」を、各国政府が確実に実行してもらいたいという意志を明確に表示するために始まった。世界中の人々が立ち上がり(STAND UP)、貧困をなくすために行動し(TAKE ACTION)、その数でギネスに挑戦する。
昨年は、世界で4,300万人の人々が立ち上がり、ギネス記録を打ち立てたとのこと。
日本における「STAND UP TAKE ACTION」は、Global Call Action Against Poverty(GCAP)の一員であるNGOによって構成されたSTAND UP TAKE ACTION実行委員会と国連広報センター(UNIC)の共催で行われている。
このアクションには、誰もが、全国各地から参加することが出来る。
参加するには、10月の17、18、19日の間に、2人以上が集まり、ひざを曲げてから立ち上がり、 代表者がその様子を写真に撮り、立ち上がった人全員の数を数えて、オフィシャルサイトへ報告すれば、ギネスへの報告の際にカウントされる。
また、この期間、各地で、「STAND UP TAKE ACTION」イベントが開催され、18日には、東京の国連大学ビルでメインイベントが開催される。これらのイベントに参加した人数も、ギネスへ報告される。
18日午後2時から始まるメインイベントは、第1部がトーク・ライブ(第1部は、要・事前申し込み)。国連広報センター妹尾氏、元青年海外協力隊山田耕平氏、オックスファム・ジャパン山田太雲氏などが、世界の貧困をなくすためにできることを話し合う。その後、第2部では、参加希望者が午後3時に国連大学前に集合。「STAND UP」の記念撮影の後、渋谷駅までごみひろいウォークを行う。
「STAND UP TAKE ACTION」のサイトは、下記。
http://www.standup2015.jp/