その他 : 文化ボランティア・コーディネーターフォーラム
11月20日と21日、沖縄県立博物館・美術館で、「文化ボランティア・コーディネーターフォーラム in沖縄」が開催される。
文化庁は、「文化芸術に自ら親しむとともに,他の人が親しむのに役立ったり、手伝いをするようなボランティア活動」を「文化ボランティア活動」ととらえ、「文化ボランティア」を推進するため、各地域で多様な活動が行われるように環境整備を図っている。
その一環として、文化庁は、今年度、「文化ボランティア支援拠点形成事業」を実施。
この事業は、文化ボランティア・コーディネーター養成プログラムの開発・実施・普及を行い、継続的に文化ボランティア・コーディネーターを養成する拠点を各地域に形成することで、質の高い自立的・継続的な文化ボランティア活動を推進することを目指すもの。
文化庁は、委託先を公募し、「NPO法人沖縄県立現代美術館支援会happ」が受託した。
沖縄県立現代美術館支援会happ は、11月20日と21日、沖縄県立博物館・美術館で、「文化ボランティア・コーディネーターフォーラム in沖縄」を開催する。
このフォーラムは、テーマを、「文化活動の担い手の多様化と文化ボランティア・コーディネーターについて」とし、パネルディスカッションと分科会で構成される。
パネルディスカッションは、文化審議会文化政策部会委員を務め文化活動全般に幅広い知見のあるニッセイ基礎研究所吉本氏をコーディネーターに迎え、国立劇場おきなわ調査養成課長の大城氏、沖縄県立現代美術館学芸員の前田氏及びNPO 法人沖縄県立現代美術館支援会happ 事務局長の宮島氏をパネリストに、3氏の日々の実践を踏まえつつ、これからの時代に望まれる「文化ボランティア・コーディネーター」像を探る。
分科会は、ボランティアの場ごとに、以下の3つが用意されている。
A:美術館・博物館における文化ボランティア・コーディネーター
B:学校・子どもに関わる文化ボランティア・コーディネーター
C:まちづくり・イベント企画に関わる文化ボランティア・コーディネーター
「文化ボランティア・コーディネーターフォーラム in沖縄」の詳細は、文化庁サイト内、下記を参照のこと。
http://www.bunka.go.jp/volunteer/sien/index.html