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その他ニュース

2008年11月28日 18:35

その他 : 来春、日本ファンドレイジング協会が発足!

 11月26日、寄付文化の革新を目指す、「日本ファンドレイジング協会」が、来春に発足することが発表された。同協会の設立準備委員会では、現在、設立発起人の呼びかけを行っている。

 

 シーズは、今年7月より、他のNPO関係者とともに、民間非営利団体がファンドレイジングを効果的に行うための環境整備の促進、及びファンドレイザーが集い、切磋琢磨する場の創出を目的として、「日本ファンドレイジング協会」の設立を検討してきた。

 11月26日、シーズが開催した「ファンドレイジングを語る夕べ」で、来春、寄付文化の革新を目指す、「日本ファンドレイジング協会」が発足することが発表された。

 このファンドレイジング協会設立の目的は次の3点。
1.寄付者の権利憲章、ファンドレイザー(NPOなどで資金調達に関与する人たち)の倫理規定の制定、日本の寄付などの善意の資金の流れの全体像を示すGiving Japanの発行などを通じて、健全な寄付市場が成長する環境を整備すること。
2.ファンドレイジングに関心を持つすべての方にとっての新たなアイデア、情報や経験の共有の場を創設すること。
3.適切な倫理感と技能を有するファンドレイザーを資格認定していくこと。

 また、この協会は、民間非営利団体でファンドレイジングを担っている担当者だけでなく、企業の社会貢献担当者、助成財団の担当者、有識者など、市民社会による社会変革の推進を目的に、日本の寄付文化を革新しようとするすべての人々とともに設立していきたいとし、広く「発起人」の呼びかけを開始した。

 具体的には、民間非営利団体の人たちへは、ファンドレイジングの担当者間の交流や、ファンドレイジング担当者の技能や信頼性の向上の機会を提供し、企業や助成財団などの民間非営利団体を支援する人たちには、民間非営利団体とのWin-Winの関係構築に成功している事例や関係づくりの機会をご提供。民間非営利団体の活動を円滑にするためのデータベースやITなどのツールの普及の機会も提供していきたいとしている。

 さらに、寄付者や支援者へは、寄付市場のデータ整備や安心して寄付できる環境の整備、そして寄付者教育の推進などを通じて貢献していきたいとのこと。

 それにより、寄付という行為が高く評価され、ファンドレイジング担当者が誇りと自信をもって、仕事を遂行し、また、寄付者が幸せと満足を実感できる新しい寄付社会を創造していきたいとしている。

 日本ファンドレイジング協会準備委員会ホームページは、下記。このホームページでは、協会の設立趣意書、企画書などの関連資料を掲載し、設立に向けた折々の情報発信を行っていく。
 http://blog.canpan.info/jfa/

 上記から、発起人の登録も出来る。

 協会に関する問合せ先は、日本ファンドレイジング協会設立準備委員会事務局まで。
(特非)シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 (担当:徳永洋子)
〒162-0821 東京都新宿区津久戸町4-7 OSビル2F
Tel:03-5227-2008 Fax:03-5227-2009 
E-mail:jfa@water.ocn.ne.jp

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