その他 : ACE、ガーナの子ども支援チョコ販売
児童労働問題に取り組むNPO法人ACE(エース)(東京都、代表:岩附由香)は、「しあわせへのチョコレート」プロジェクトの一環として、しあわせを運ぶシンボルてんとう虫の形をしたチョコレート(4個入り500円)の販売している。チョコ募金や啓発イベントなども実施。チョコの売り上げの半分は、チョコレート原料カカオの生産地「ガーナ」の子どもたちの危険労働からの保護・就学の支援・農家の生産性向上など支援活動に使われる。
NPO法人ACE(エース)は子どもが危険で有害な労働に従事する「児童労働」の問題に取り組む国際協力NGO。1997年に設立。
「子どもが笑顔でいられる社会」を目指して、児童労働の問題について伝え、その改善と予防に取り組んでいる。
海外での「子どもにやさしい村」プロジェクトの実施や日本国内で児童労働の問題を伝える啓発活動や政府・企業への政策提言活動を積極的に行っている。
チョコの販売は、募金活動や啓発イベントなどと併せ、日本がカカオの約70%を依存するガーナの農家の現状を日本の消費者へ伝える、「しあわせへのチョコレート」プロジェクトの一環。
ACEによれば、ガーナのカカオ生産は小規模農家によって支えられているが、十分な収入を得られず、学校に通えず農園で働く子どもたちもいるとのこと。ナタや農薬などを扱うため、ケガや病気の危険にさらされているという。
ACEは以前からバレンタインデーの前後に、児童労働に関する啓発キャンペーンを実施してきた。今回は初めての試みとして、てんとう虫の形をしたチョコレート(4個入り500円)の販売も実施。
てんとう虫はヨーロッパにおいて、しあわせを運ぶシンボルとして親しまれているとのこと。チョコの売り上げ500円の内、半額の約250円がチョコレート原料であるカカオ生産地ガーナの子どもたち向けの支援活動に使われる。
(今回販売しているてんとう虫チョコ 写真提供:ACE)
今回販売するチョコの原材料はIMO(スイスのオーガニック認証機関)の認定を受けたドミニカやボリビアの有機農家が生産。乳化剤、香料、保存料などの食品添加物は一切不使用。生産過程における労働環境にも配慮されている。
問い合わせは、NPO法人ACE(エース)まで。
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-9 セリジェ・メゾン瀬上401号室
TEL: 03-3835-7555 / FAX: 03-3835-7601
チョコは、下記ACEのオンラインショップから購入できる。(2月14日のバレンタインデーに間に合う注文受付は既に終了)
http://shop.acejapan.org/shop/shopdetail.html?brandcode=007000000002
児童労働やチョコ募金、啓発イベントなどの詳細は、下記ページを参照。