その他 : 恵庭市、市民活動支援制度が2年目に
北海道恵庭市の、市民の投票により市民活動団体に支援を行うことができる制度「市民活動支援制度えにわブーケトス」の選択届け出は、5月31日まで受け付けている。
この制度は、恵庭市に住民登録(外国人登録を含む)がある中学生以上の市民全員が参加できる。支援したい団体を1つ選んで投票することで、自分の応援したい団体に市から支援がされる。1人あたりの支援額は、500円。
参考ニュース 「恵庭市、中学生も参加するNPO支援制度」 (2008/2/15)
/2008/02/行政-恵庭市、中学生も参加するnpo支援制度/
「市民活動支援制度えにわブーケトス」は、平成20年度にスタート。今年で2年目の取り組みとなる。平成20年度は、2864票の選択届け出があった。中学生以上の人口6万734人の、4.88%にあたる市民が参加していることになる。支援を希望する17の市民活動団体に対して、131万1,000円の支援がされた。
「市民活動支援制度えにわブーケトス」の制度名の由来は、結婚式後に花嫁が招待客に向かってブーケを投げ(ブーケトス)、ブーケを受け取った女性が「次の花嫁になれる」、「幸せになれる」といわれていることから、「幸せのおすそわけ」という意味が込められている。
市民が選択することで、応援したい市民活動団体に自治体から支援を行う仕組みは、2005年千葉県市川市で始まった。その後、岩手県奥州市、大分県大分市、愛知県一宮市、千葉県八千代市で同様の制度が行われている。
恵庭市の担当者は、「今年は制度の2年目の取り組みとなる。より多くの市民に関心を持ってもらい、選択届け出に参加してもらいたい。」と、期待している。
「市民活動支援制度えにわブーケトス」の詳細は恵庭市公式サイト内、下記ページを参照。
http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/genre/0000000000000/1211356477073/index.html