その他 : 新たな認定2法人、認定NPO法人数97へ
7月31日、「NPO法人アジア教育・文化・自然環境保護日本支援センター」と「NPO法人カンボジアの健康及び教育と地域を支援する会」が新たに認定を受けた。再認定はなかった。8月1日現在、認定NPO法人の数は97法人となり、大台の100まで、あと3法人となった。
「認定NPO法人」とは、特定非営利活動法人(NPO法人)のうち一定の要件を備えて国税庁長官の「認定」を受けた法人。認定を受ければ、当該法人へ寄附をした個人や、企業などの団体が納める税金が軽減される仕組みで、いわば寄附を促進する税制。認定NPO法人への寄付金は、所得から控除される。さらに、認定NPO法人の行う収益事業への法人税も軽減される。
また、地方自治体が条例により指定していれば、認定NPO法人への寄付金は住民税から税額控除される仕組みも導入されている。
7月31日、認定を受けたのは以下の2つのNPO法人。
新認定 初回(認定有効期間2年間)
NPO法人アジア教育・文化・自然環境保護日本支援センター
NPO法人カンボジアの健康及び教育と地域を支援する会
これらの法人の認定期間は、平成20年度の改正による認定有効期間5年への延長が適用される前の申請だったため、平成23年(2011年)7月31日まで。
今回の認定から逆算すると、両団体の認定には少なくとも1年4ヶ月以上かかっている計算となる。申請団体の負担を軽減するために、迅速な審査を期待したい。
2法人が新たな認定を受けたことから、8月1日現在、認定NPO法人の数は前月から2つ増加し、97法人となった。
制度創設から8年近くかかり、ようやく認定NPO法人数は大台の100法人に、あと3法人に迫った。
認定NPO法人の一覧は、次の国税庁ホームページから見ることができる。
2009年5月より従来のNPO法上の活動分野に加え、定款に記載された活動目的もホームページ上に掲載されている。これにより、団体名だけでは分かりづらかった活動内容も理解しやすくなっている。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/denshi-sonota/npo/meibo/01.htm