その他 : 改革クラブ、マニフェストでNPO活性化を公約
7月31日、改革クラブ(代表:渡辺秀央)は、総選挙に向けたマニフェスト(政権公約)を発表した。地域活性化に関連する項目にて、NPOやボランティアの活性化が盛り込まれている。
7月31日に発表された改革クラブのマニフェストの名称は、「2009 改革マニフェスト~あなたとの約束~」。マニフェストの構成は、「要約版」と具体的な政策を盛り込んだ「全文版」。要約版には改革クラブの考え方や実績をはじめ、政策提案として12項目が述べられている。
NPO関連項目としては、「全文版」の「1. 景気を早急に回復させ、経済を活性化させます。」の「必要な景気対策を実施します。」にて、「コミュニティを復活させ、NPO やボランティアなどの活性化策を練ります。」として、NPOやボランティアの活性化が公約されている。また、寄付税制関連としては、「日本人としての誇りを持ち、文化、伝統を大切にする国民を育てます。」にて、「寄付文化を醸成し、学校や福祉施設等に対する保護者や近隣住民による寄付を促すとともに、寄付金控除を拡充します。」として、寄付文化の醸成や寄付金控除の拡充が打ち出されている。
改革クラブマニフェストの内容及びNPO関連項目は、下記の通り。
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【要約版】
●考え方
●改革クラブの実績
●改革に向け行動します
●政策提案
【全文版】
改革クラブの誕生
基本的考え方と実績
政策
1. 景気を早急に回復させ、経済を活性化させます。
●必要な景気対策を実施します。
2)地域の活性化による成長力の強化という視点を重要視します。
全国あまねくそれぞれの地域の元気を回復させ、広範な内需拡大の基盤をつくる必要があります。そこで約1800 の地方自治体の生活者に密着した「草の根経済成長戦略」を打ち出します。雇用をつくり都市部と地方との間の経済・文化・医療・教育等における格差を是正し、コミュニティを復活させ、NPO やボランティアなどの活性化策を練ります。また中小企業や農林水産業、観光産業等に対する支援を強化します。
2. 社会保障制度を改革し、将来にわたって不安のない生活を保障します。
3. 格差がなく、将来に希望が持て、安全で安心な社会を実現します。
●日本人としての誇りを持ち、文化、伝統を大切にする国民を育てます。
10)寄付文化を醸成し、学校や福祉施設等に対する保護者や近隣住民による寄付を促すとともに、寄付金控除を拡充します。
4. 日本の安全保障を確実なものとするとともに地球環境や世界平和へ貢献するという、日本という国のあり方に作り直します。
5. 拉致問題を早期に解決します。
6. 地域の活力を取り戻し、地域の自立を図ります。
7. 健全な財政と信頼される行政を確立します。
8. これらの政策を実現していくため政治のあり方を変えます。
9. 議員の世襲制限は各議員の良心の問題であり、国民の判断を仰ぐのが自然であると考えます。
10.政策の実現に向けて、政治のあり方を変えます。
改革に向けた当面のスケジュール
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改革クラブの次期衆院選マニフェスト(政権公約)は、改革クラブサイト内の下記ページを参照。
全文版
http://www.kaikakuclub.jp/news/2009/07/31_1856.html
要約版
http://www.kaikakuclub.jp/news/2009/07/31_1909.html