その他 : 新たな認定1法人も、認定NPO法人数106に
10月30日、NPO法人愛・地球博ボランティアセンターが、新たに認定を受けた。再認定はNPO法人日本テニスウェルネス協会とNPO法人フードバンク関西、NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポンの3法人。NPO法人鹿児島ブロンコスとNPO法人ふじみの国際交流センターは認定有効期間が終了した。11月1日現在、認定NPO法人の数は106法人となった。
「認定NPO法人」とは、特定非営利活動法人(NPO法人)のうち一定の要件を備えて国税庁長官の「認定」を受けた法人。認定を受ければ、当該法人へ寄附をした個人や、企業などの団体が納める税金が軽減される仕組みで、いわば寄附を促進する税制。認定NPO法人への寄付金は、所得から控除される。さらに、認定NPO法人の行う収益事業への法人税も軽減される(みなし寄附金制度)。
また、地方自治体が条例により指定していれば、認定NPO法人への寄付金は住民税から税額控除される仕組みも導入されている。
10月30日、認定を受けたのは以下の4つの特定非営利活動法人(NPO法人)。
【新認定】
初回(認定有効期間5年間)
NPO法人愛・地球博ボランティアセンター
上記法人の認定期間は、平成20年度の改正による認定有効期間5年への延長に伴い、平成26年(2014年)10月31日まで。
【再認定】
5回目(認定有効期間5年間)
NPO法人日本テニスウェルネス協会(認定有効期間:~平成26年(2014年)12月31日)
2回目(認定有効期間5年間)
NPO法人フードバンク関西(認定有効期間:~平成26年(2014年)11月30日)
NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン(認定有効期間:~平成26年(2014年)12月31日)
再認定3法人の認定期間は、平成20年度の改正による認定有効期間5年への延長に伴い、それぞれ5年間となる。
8月、一度に過去最高の8法人が新たな認定を受けたことから、ようやく認定NPO法人数は大台の100法人を突破した。しかし、今回はNPO法人鹿児島ブロンコスとNPO法人ふじみの国際交流センターの再認定が行われなかったため、認定有効期間が終了した。これに伴い、11月1日現在、認定NPO法人の数は前月より1法人減少し、106法人となった。
認定NPO法人の一覧は、次の国税庁ホームページから見ることができる。
2009年5月より従来のNPO法上の活動分野に加え、定款に記載された活動目的もホームページ上に掲載されている。これにより、団体名だけでは分かりづらかった活動内容も理解しやすくなっている。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/denshi-sonota/npo/meibo/01.htm