その他 : 10/17~19、貧国削減へ立ち上がり意思表示
NGO58団体によるネットワーク組織「動く→動かす」(東京都 代表:熊岡路矢)は、10月17日~19日の3日間、貧困問題解消のための意志表示として、立ち上がり(STAND UP)、政治のリーダーたちに貧困問題解消のための政策をとるよう行動する(TAKE ACTION)「STAND UP TAKE ACTION」を開催する。日本ではメインイベント「スタンド・アップテイク・アクション 2010 東京パレード」が、18日午後4時より、東京・渋谷の国連大学前から行われる予定。
「STAND UP TAKE ACTION」は、GCAP(Global Call to Action against Poverty)と国連ミレニアムキャンペーンが協力して行っている世界同時アクション。2006年にSTAND UPを実施したのが始まり。
GCAP(Global Call to Action against Poverty)とは、貧困をなくすために活動する世界最大のNGOの連合体。全世界で100カ国以上にそのネットワークが広がっている。
主催の「動く→動かす」は、途上国の貧困問題解決に取り組む日本のNGO58団体が加盟するネットワーク組織。「貧困を生むしくみを変える」ことを目的に、STAND UPなどのキャンペーンや政策提言を行っている。貧困問題解決のための国際ネットワークであるGCAPの日本版。日本でのSTAND UP TAKE ACTIONを主催している。
「STAND UP TAKE ACTION」は、2000年のミレニアムサミットで、「2015年までに貧困を半減する」と宣言した「ミレニアム開発目標(MDGs)」を、各国政府が確実に実行してもらいたいという意志を明確に表示するために始まった。世界中の人々が立ち上がり(STAND UP)、貧困をなくすために行動し(TAKE ACTION)、その数でギネスに挑戦する。
参考ニュース「STAND UP TAKE ACTION」(2008/10/17)
/2008/10/その他-stand-up-take-action/
昨年は、世界121ヵ国で1億7304万5325人が参加し、世界一規模の大きなキャンペーンとして、自身のギネス記録を更新した。
このアクションには、誰もが、全国各地で参加することが出来る。
参加方法は簡単で、10月17~19日の間に、1)スタンド・アップ宣誓文を読み、2)立ち上がり、写真を撮り、人数を数え、3)ホームページから報告するという3ステップ。報告は24日締切。全世界の参加人数がカウントされ、ギネスへ申請される。
期間中は全国各地で「STAND UP TAKE ACTION」イベントが開催される。これらに参加することで手軽にアクションに参加できるようになっている。18日には、東京の国連大学ビルを起点にメインイベント「スタンド・アップテイク・アクション 2010 東京パレード」が開催される予定。
コースは、国際連合大学前広場~表参道~神宮前~渋谷駅前~宮益坂~国際連合大学前広場の全長約3km。参加は無料。当日、15時から参加エントリー受付を行う。
「STAND UP TAKE ACTION」の参加方法や各種ツール、各地のイベント情報など詳細は、下記公式サイトを参照。
http://www.standup2015.jp/