NPO法人会計基準が一部改正に
11月20日、NPO法人会計基準協議会は、「NPO法人会計基準の一部改正について」を発表した。リース取引の扱いなど、NPO法人会計基準を一部改正する内容になっている。
NPO法人会計基準は、2010年7月20日にNPO法人会計基準協議会によって発表された。
その後、政府の「新しい公共推進会議」の「情報開示ワーキンググループ」の報告書(2011年3月)で、NPO法人会計基準に則った情報開示フォーマットを採用するよう提言がなされている。政府では、現在、その報告書に従って、NPO法人の全国的なインターネット開示システムを構築している最中だ。
また、今年6月に成立した改正NPO法でも、この会計基準に則って、「収支計算書」を「活動計算書」に変えるなどの改正が行われた。
NPO法人会計基準協議会では、来年4月に施行される改正NPO法に対応するために、NPO法人会計基準の見直しを行っていた。
その結論として、今回の一部改正についてが決定・発表された。
内容は、NPO法人会計基準を改正NPO法に合わせるとともに、リース取引の扱いなどを改正するものとなっている。
発表文書は以下を参照のこと。
「NPO法人会計基準」の一部改正について(pdfファイル、164KB)
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