キックオフイベント「今年度がチャンス、認定NPO取得!~特例措置を活かして認定をとって寄付を増やそう!~」
~特例措置を活かして認定をとって寄付を増やそう!~
2009年4月1日(水) 於中野サンプラザ 研修室2
19:00~21:00
シーズは、2009年4月1日夜7時から、都内で、「認定NPOをとろう!応援キャンペーン」 キックオフイベント「今年度がチャンス、認定NPO取得!」を開催した。この4月1日から、認定NPO法人制度の特例措置が実現したことを受けて、認定NPO法人をとるNPOを応援し、寄付を増やしていくことを応援するキャンペーン。会場は満員の70名が集まり、ほとんどの参加者が認定取得をめざすと回答するなど、関心の高まりを伺わせた。
イベントでは、まず、シーズ・コミュニケーションディレクターの鈴木歩が、4月1日から施行になった1年間限定の特例措置について説明。認定の申請にあたっては、原則過去5年間の書類が必要とされていたが、この4月1日から来年3月31日の間に申請すれば、2年間の書類でも申請が可能となるというもの。
また、昨年、地方税での寄付金控除に関する法律が改正され、都道府県や市区町村で条例に指定されれば、地方税も控除の対象となる。各自治体での条例づくりの取り組みはまだ進んでおらず、状況の把握や制度作りの活動に、ぜひ参加してほしいと話した。
次に、脇坂誠也氏(税理士・NPO会計税務専門家ネットワーク理事長代理)が、認定NPO法人制度の概要やメリット、取得の要件について説明。特に、パブリック・サポート・テストについての詳細な解説を行った。
イベント終了後にアンケートで尋ねたところ、84.4%の方が「認定取得を準備中・検討中」と回答。
さらに、説明を受けて、「認定NPO法人を取得したくなった」と答えた方が、なんと89.5%にものぼった。
難しいと思われがちな認定NPO法人の取得の仕組みが、実際には、6回にわたる改正で、ずいぶん取りやすくなっていることが理解されたようだ。
会場からも、「なんでこんなに簡単になっているのに、認定をとっている団体が少ないのか?」という質問が出されたほど。
主催者からは、「制度スタート当時の難しいというイメージが広まっていて、改正されたずいぶんハードルが下がっているという事実がまだ理解されていないので、申請が少ない」という説明に、参加者一同納得の様子だった。
このような改正の成果を受け、シーズは、今年、この1年の特例措置を活かして、認定取得を進める応援キャンペーンを進めていく。
認定NPO法人制度の仕組みを活用するNPOを大幅に増やそうという計画だ。
キャンペーン第二弾として、認定取得の申請を具体的に考えている団体対象に、「認定NPO法人チャレンジセミナー ~少人数制実践型 認定NPO申請勉強会~」を行う。4月27日、6月3日、7月1日に開催する。内容は各回とも同じ。最大5団体までが参加できる少人数制の勉強会。
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https://www.npoweb.jp/modules/eguide/event.php?eid=57
ぜひ関心のある団体には早めに参加申し込みいただきたい。
(文責:シーズ 鈴木歩)
※なお、「認定NPOをとろう!応援キャンペーン」は「シーズ緊急サポート寄付」に寄せられた寄付や会員の方からの会費により、実施されている。この場を借りて、寄付者・会員の皆さまに感謝申し上げたい。
https://www.npoweb.jp/modules/introduction/index.php?content_id=14