行政 : 環境サミット、政府代表団にNGOメンバー参加
7月31日、政府は、8月26日から、南アフリカのヨハネスブルグで開催される環境・開発サミットの政府代表団にNGOのメンバー5名を加えることを決めた。
環境・開発サミットの正式名称は、「持続可能な開発に関する世界首脳会議(World Summit on Sustainable Development: WSSD)」。「ヨハネスブルグ・サミット」とも呼ばれている。
今年は、1992年6月に、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連環境開発会議(地球サミット)から10年目にあたることから、地球サミットで採択された行動計画の見直しなどを議論するために開かれるもの。
開催地は、南アフリカのヨハネスブルグで、開催時期は、8月26日から9月4日まで。
各国首脳や国際機関の代表、政府代表団、プレス、NGO関係者など、約4~5万人の参加が見込まれている。
政府代表団には、NGOのメンバー5名、経済界、労働界、地方公共団体の代表者も参加する。
政府代表団に、NGOのメンバーが参加するのは、1994年の国際人口開発会議(カイロ)や95年の世界女性会議(北京)などに続くものとなる。
なお、NGO関係者は、個人の資格で政府代表団に「顧問」の資格で参加することになる。
7月31日に決まったNGOメンバーは以下の5人。
岡崎時春 フレンズ・オブ・アース・ジャパン理事
織田由紀子 アジア女性交流・研究フォーラム主任研究員
高橋秀行 家族計画国際協力財団(ジョイセフ)国内事業部長
林達雄 アフリカ日本協議会理事長
廣野良吉 ヨハネスブルグ・サミット提言フォーラム賛同人