行政 : ドコモ、情報系の人材育成NPO設立
NTTドコモと同グループ8社は、7月8日、営業開始10周年記念の社会貢献活動として、情報通信・移動通信分野における人材育成や研究促進などを行うNPO法人を設立したと発表した。
このNPO法人は、「モバイル・コミュニケーション・ファンド(MC基金)」。
6月25日に東京都の認証を受け、7月5日に登記されている。
設立元となったのは、NTTドコモとその子会社であるNTTドコモ北海道、東北、東海、北陸、関西、中国、四国、九州の地域会社8社。
定款に記載された目的は、以下の内容となっている。
「この法人は、21世紀のマルチメディア社会において情報通信技術・移動通信技術の発展とともに豊かで健全な社会を実現するため、情報通信・移動通信分野における人材の育成及び研究の促進、留学生に対する支援を通じた国際協力の推進並びに社会福祉の増進とともに、子どもたちの健全な育成、環境保全など幅広い分野への支援活動を通じて社会全体の利益に寄与することを目的とする。」
また、事業としては、以下の事業をするとしている。
- 移動通信・情報通信に関する論文等の募集および褒賞事業
- アジア諸国からの留学生に対する奨学金支給等の経済的支援事業
- 社会福祉団体等への支援活動 など
最近は、企業が社会貢献活動を行うために、NPO法人を設立する動きも徐々に増えてきているようだ。