行政 : toto、NPOへ2億超助成
サッカーくじ(toto)を運営する日本体育・学校健康センターは、12日、平成14年度のtotoからの助成金の配分額(内定)を発表した。全体の助成額約59億円超のうち、NPO法人へは2億円超の金額が直接助成されることとなった。
発表によると、平成14年度スポーツ振興くじ(toto)の助成金に対して、地方公共団体やスポーツ団体から合計1654件・73億190万3千円の助成申請があり、審査の結果、1644件・59億1264万6千円の助成が決定(内定)した。
この内訳の助成区分別概要は以下の通り。
- 主として身近なスポーツ環境の整備に関する事業(20億円)
- 内訳
- 地域スポーツ施設整備助成(881百万円)
- 総合型地域スポーツクラブ活動助成(528百万円)
- 地方公共団体スポーツ活動助成(591百万円)
- 内訳
- 主として競技力向上に関する事業(39億13百万円)
- 内訳
- スポーツ団体が行う将来性を有する選手の発掘及び育成強化助成(97百万円)
- スポーツ団体スポーツ活動助成(1457百万円)
- 国際競技大会開催助成(2359百万円)
- 内訳
このうち、NPO法人への直接助成は、各事業を通じて、71団体・107事業・2億1208万9千円を助成するとなっている。
また、NPO法人の認証待ちの事業については、この内定金額には含まれているが、内定を一時留保し、条件が整い次第助成を行うこととしている。
日本体育・学校健康センターでは、今年度は、時間的に要望が間に合わなかった団体もあるため、限られた財源だが、追加募集を行う。追加募集の対象団体、対象事業、助成額、スケジュールなどは、7月中旬に発表するとしている。
助成金内定の概要や、助成先団体・事業などの一覧は、以下のホームページで見ることができる。(6月12日報道発表資料参照)
http://www.kuji.ntgk.go.jp/happyou.html