行政 : 新たに2法人が認定
2002年4月23日、新たに2つのNPO法人がNPO支援税制の対象となる「認定NPO法人」の資格を得て公示された。この法人は、日本ガーディアン・エンジェルスと、ワールド・ビジョン・ジャパン。これで、認定を受けたNPO法人は5団体となる。
新たに認定を受けた「日本ガーディアン・エンジェルス」(東京都港区、小田啓二代表)は、繁華街を中心とした青少年の非行・犯罪防止活動、応急救護活動などを行っている。また、ワールド・ビジョン・ジャパン(東京都新宿区、峯野龍弘代表)は、世界80カ国以上のパートナーとともに、開発途上などの92カ国において子どもたちを中心に据えた地域開発や緊急援助を行っている。
認定の有効期間は、いずれの法人も平成14年5月1日から平成16年4月30日まで。この有効期間の2年間に、同法人に寄附をした個人や団体が納める税金が優遇されることになる。
これで、昨年10月から今年3月末までに認定申請を行った11のNPO法人の、その後の経緯が以下のように全て明らかになった。
認定 5法人
取り下げ 5法人
不認定 1法人
しかし、認定基準が厳しいことから、認定申請数はなかなか増加しない現状である。