行政 : 河村たかし議員が自由党を離党の意向?
新進党のNPOパートナーズの座長を務め、新進党NPO法案、平成会NPO法案作成の実質的な主導者だった河村たかし衆議院議員が自由党を離党する意向との報道が、8日新聞等であった。記事を載せたのは、読売新聞、東京新聞、共同通信など。
離党の理由については、「自分の政策と党の目指すものが違ってきている」と周囲に漏らしていたという報道や、河村議員の地元後援会と自由党愛知県連との参議院選挙の公認をめぐる争いが原因とする報道がされている。
一部の報道では、新「民主党」入りを視野に活動すると報じられている。
東京の河村事務所では「まだ(離党とは)決めていない」とのコメントだった。
河村議員は、3月19日「特定非営利活動促進法」が成立した直後記者会見を行い、NPO税制の実現を目指す議員連盟「選択納税制度実施の会」(自称・永田町海援隊)を結成することを発表していた。この日発表された議員連盟の発起人名簿には、海部俊樹元首相(無所属)の名前や、今回のNPO法実現に向けて中心的な役割を果たした辻元清美社民党議員、金田誠一民主党議員の名前などがあり、注目を集めた。しかし、辻元議員、金田議員などは、「発起人になることを了承したことはない。記者会見のことも知らされていない」として、即日河村事務所に発起人名簿からの削除を要請。議員連盟は、スタートからつまずいた形となっていた。