行政 : 公益法人改革大綱骨子案来年に
政府の行政推進事務局は、12月中旬をめどに発表する予定だった「公益法人制度等改革大綱(仮称)」の骨子案の取りまとめを来年に延期することにした。有識者による石原伸晃行革担当大臣の私的懇談会で、まだ意見がまとまらないためだ。
政府は、2002年3月29日、「公益法人制度の抜本的改革に向けた取組みについて」を閣議決定し、この中で、『関係府省及び民間有識者の協力の下、平成14年度中を目途に「公益法人制度等改革大綱(仮称)」を策定し、改革の基本的枠組み、スケジュール等を明らかにする。』としていた。
このため、11月に、有識者による石原伸晃行政改革担当大臣の私的懇談会を立ち上げ、検討を進めてきた。懇談会では、12月中旬をめどに「大綱」の骨子案をとりまとめ、公表する予定だったが、意見の集約ができず、来年に先送りされたもの。
今後、いつ骨子案がとりまとめられ、公表されるかは、現時点では決まっていない。