行政 : 非営利団体総収入は25兆円
内閣府経済社会総合研究所が毎年実施している、「平成13年度民間非営利団体実態調査」の結果が昨年12月26日に公表された。この調査によれば、平成13年度の民間非営利団体の年間の総合計収入は25兆2,808億円となっている。
内閣府経済社会総合研究所は、昨年12月26日、「平成13年度民間非営利団体実態調査」の結果を発表した。この調査は、国内総生産(GDP)をはじめとした、日本国の経済を計るために毎年実施されているもの。
平成13年度の実態調査は、昨年平成14年7月から8月にかけて実施された。
調査対象となる事業所は、「民間の会社以外の法人」および「民間の法人以外の団体」。つまり、民間の会社以外の法人・団体である。
具体的には、社会福祉団体、社会教育団体、政治・経済・文化・学術団体、労働団体、協同組合などで、17万の民間非営利団体の推計となっている。ただし、私立学校と政治団体は、他の調査で数字が得られるために、ここには含まれていない。
この調査によれば、全団体の収入合計は25兆2,808億円で、前年比0.5%減と4年連続での減少となっている。
収入項目別では、移転的収入(寄附金、会費、補助金、助成金の合計)が21兆3.048億円で前年度比1.8%増となっている一方で、事業収入は3兆4.509億と前年度比11.9%減となっている。
この調査結果の概要は、次の内閣府経済社会総合研究所のホームページから見ることができる。
http://www.esri.cao.go.jp/