行政 : NPOで子どもの権利センター
富山県小杉町は、8月下旬に、引きこもりなどの子どもたちを対象にした「子どもの権利支援センター」を開設する。このセンターの運営には、地元の精神科医師や臨床心理士などからなるNPO法人があたる。
富山県小杉町に開設される「子どもの権利支援センター」は、同町で4月に施行された「子どもの権利に関する条例」の具体的な施策のひとつ。
このセンターは、JR小杉駅近くの空き店舗を小杉町が借り上げ、運営を地元のNPO法人「子どもの権利支援センターぱれっと」に委託する。「子どもの権利支援センターぱれっと」は、地元の精神科医、臨床心理士、ソーシャルワーカー、弁護士から構成される団体。
センターでは、不登校や引きこもりなどの子どもたちを受け入れ、必要に応じて相談にのり、また、希望すれば、パソコン教室や料理教室などに参加してもらえるようにする予定。加えて、インターネットを活用した相談事業や、ネット上で自由に子どもたちが発言できる掲示板形式の「子どもの権利モデル地区」を開設する準備も進めている。
「小杉町子どもの権利に関する条例」は下記を参照のこと。
http://www.town.kosugi.toyama.jp/reiki_int/honbun/ai02305431.html