行政 : 難民を助ける会、認定受ける
難民を助ける会(東京都品川区、理事長:柳瀬房子)は、国税庁長官から「認定NPO法人」の認定を受けた。本日11月21日の官報に公示された。これで、認定NPO法人の数は18法人となった。
難民を助ける会は1979年に任意団体として発足。国内外での難民支援の活動を続けてきた。1998年には、国連との協議資格を持つNGOとなり、2000年にはNPO法人として東京都から認証を受けている。
今回、国税庁長官から受けた「認定」の有効期間は2003年12月1日から2005年11月30日まで。この期間に、難民を助ける会に寄附をした個人や団体は、確定申告時に一定額を控除できるようになる。また、難民を助ける会自体の課税所得の一部も控除可能となる。
難民を助ける会の理事長である柳瀬房子氏は、
「今月24日から、難民を助ける会は25年目の活動に入ります。これまで、多くの方々に支えられてきたおかげです。今回の認定も、皆さまからの応援があったからと心から感謝しています。そういう期待を裏切らないように、これからも活動していきたいと思います。」
と抱負を述べた。
認定NPO法人については、全国12ヶ所の国税局(沖縄は国税事務所)で相談を受け付けている。連絡先は、国税庁の次のホームページで。
http://www.nta.go.jp/category/npo/03/01.htm
また、認定NPO法人の一覧は、次の国税庁のホームページで見ることができる。
http://www.nta.go.jp/category/npo/04/01.htm