行政 : 助成財団シンポジウム開催
12月12日午後1時から、東京でNPOと助成財団との新たな協働について考えるシンポジウムが開催される。主催するのはNPO支援財団研究会。助成財団の役割や助成財団の活動事例が紹介され、NPOと助成財団の協働の可能性について考える。
NPO支援財団研究会は2001年6月に発足した研究会。NPO法人や助成財団をとりまく状況の変化をとらえ、今後の助成財団のあり方について研究している。
参加しているのは、伊藤忠記念財団、キリン福祉財団、損保ジャパン環境財団、損保ジャパン記念財団、トヨタ財団、庭野平和財団、三菱財団、日本経済団体連合会、中央共同募金会、シーズ、日本NPOセンター 。
12月12日、午後1時から、同研究会は東京の霞ヶ関で「NPO支援財団研究会第3回シンポジウム~NPOと助成財団との新たな協働~」を開催する。
シンポジウムは2部構成。
第1部では、シーズの松原明がコーディネーターをつとめ、田中恭一氏(トヨタ財団) 、萩原なつ子氏(武蔵工業大学) とともに助成財団とNPOの協働事例を紹介しながら、協働の意義について議論する。
第2部では、山岡義典氏(日本NPOセンター)がコーディネーターとなり、すぎ本育生氏(環境市民)、板生清氏(ウェアラブル環境情報ネット推進機構/東京大学)、伊藤聡子氏(日本国際交流センター)、金澤俊弘氏(財団法人キリン福祉財団)とともに、助成財団の新しい動向を踏まえつつ、協働を強化するために今から取り組むべき課題についての議論を深める。
シンポジウム終了後、参加者と財団関係者との名刺交換会も予定されている。
「NPO支援財団研究会第3回シンポジウム~NPOと助成財団との新たな協働~」については、NPOWEBのイベント案内を参照のこと。
https://www.npoweb.jp/event_info.php3?article_id=1399