行政 : 朝日新聞、企業市民賞創設
1月26日、朝日新聞社(箱島信一社長)は、今年、朝日新聞創刊125周年を迎えるのを機に、企業の社会貢献活動を顕彰する「朝日企業市民賞」を創設すると発表した。
今年、朝日新聞社は創刊125周年を迎える。1月26日、同社は125周年を機に、「企業の社会貢献」賞を継承・発展させた「朝日企業市民賞」を創設すると発表した。
対象となるのは、原則として、2003年度(03年4月~04年3月)に実施した活動。企業倫理、地域社会との共生、NPO・NGOなどとの連携、環境保護、教育・文化の育成、国際化の推進など様々な分野で、「先進性」「独創性」「継続性」に富んだ社会貢献活動を自薦、他薦で募る。
締め切りは、他薦の場合は2004年3月29日。自薦による応募の場合は2004年4月26日。
社外の専門家を交えた専門委員会の審査を経た後、必要に応じて実地取材・調査を実施し、社内の審査委員会で決定する。
2004年10月に朝日新聞紙上で審査結果を発表した後、贈呈式を行い、受賞企業(4件を予定)に正賞と副賞100万円が贈られる。
同社メセナスポーツ部「朝日企業市民賞」事務局によれば、企業の規模は問わず、地方を拠点とする企業なども対象として、先駆的、独創的な取り組みを顕彰していきたい、とのことである。
朝日新聞社は、これまで、関連団体である財団法人朝日新聞文化財団において、より良き企業市民としてのあり方を探る試みとして「企業の社会貢献」賞を設け、社会貢献事業において優れた成果をあげている企業を表彰してきた。
この賞は、同財団の「企業の社会貢献度調査」委員会が実施する調査結果に基づいて、同委員会が優秀企業を選定し、2003年まで13回にわたって顕彰をおこなってきた経緯がある。
「朝日企業市民賞」の応募方法など、詳細は asahi.com 内の下記を参照のこと。
http://www.asahi.com/kigyo-shimin/