行政 : 神戸市、被災地支援に緊急助成
10月28日、神戸市(矢田立郎市長)は、台風23号と新潟県中越地震の被災地の支援に向かう市内の民間非営利団体(NPO)などに緊急助成を行うと発表した。助成総額は500万円で、1団体につき50万円まで助成する。
神戸市は、新潟県中越地震と台風23号の被災地の復旧・復興を支援するために、阪神・淡路大震災の経験を生かして活動する市内のNPOへ活動費助成を緊急に実施する。
28日に発表された緊急募集要項によれば、対象となる団体は、神戸市に活動本拠のあるNPO法人、地域組織、活動グループなど。法人格の有無は問わないが、個人の活動は対象外。
助成対象となる活動は、市民団体が自ら企画・提案・実施するもので、台風23号または新潟県中越地震の被害を受けた地域(災害救助法適用地域)で実施されるもの。具体的には、次の3つ。
- 被災地におけるボランティア活動をコーディネートする活動。
- 被災地における市民活動のニーズを把握し、発信・提案する活動。
- 阪神・淡路大震災の教訓を活かし、被災地における市民生活の課題を具体的に解決する活動(義援金、生活物資の募集、送付活動を除く)。
助成申請用紙配布と受付期間は、 A 、B の活動については、平成16年10月29日(金)~11月12日(金)。C の活動については、平成16年10月29日(金)~12月6日(月)。
「被災地を支援する市民活動への助成について」の詳細は、神戸市サイト内、下記を参照のこと。
http://www.kobe2001.or.jp/partner2_menu.htm
申請に関する問い合わせは、下記まで。
神戸市市民活動支援課(TEL:078・321・3921)