行政 : 横浜市、病院空きフロア活用アイデア募集
横浜市は、旧市大浦舟病院一号館の空きフロアを活用した事業計画の提案を募集している。建物の周辺は病院等が集積する福祉保健医療ゾーン。このため、横浜らしい福祉保健事業の提案を募集する。応募は横浜市外からも可能。3月10日まで。
提案の対象となっているのは、病院としての役割を終えた旧市大浦舟病院の12階(最上階)のワンフロア。広さは、1250平方メートル。
この建物の1階から11階までは、特別養護老人ホームや地域ケアプラザ、横浜市社会福祉協議会など、福祉関係の施設がはいっており、10階には市民活動支援センターもオープンする予定。建物の周辺には病院や養護学校、児童館などがあり、福祉保健医療ゾーンとなっている。
横浜市では、このような地域の特性を活かし、住民のニーズにマッチするユニークな提案を募集している。提案者が事業主体となり事業を実施すること、17年度に工事着手が可能であることなどの条件を満たす、株式会社、公益法人、NPO法人など法人格をもつ団体が応募できる。
8日に開かれた説明会では、8事業者が参加。社会福祉法人など介護事業関係者が関心を示しているという。
市では、既存建物の空きスペースであるため、改修可能な範囲も限られたものなってしまうが、新しい視点からの取組みを歓迎するとしている。
すでに入居している他のフロアや、周辺地域の関連事業者との連携による相乗効果が期待できるような計画を募集する。応募は、横浜市外の法人も可能。応募は3月10日まで。
詳細は以下のURLを参照のこと。
http://www.city.yokohama.jp/me/keiei/seisaku/urahune/