行政 : 津波被災地の子どもたちの写真展
5月12日(木)から18日(水)まで、東京都新宿区で、インドネシア・スマトラ島沖地震津波で被災したバンダアチェの子どもたちの写真展が開催される。主催は、NPO法人「国境なき子どもたち(KnK)」。
「国境なき子どもたち(KnK)」は、開発途上にある国々のストリートチルドレンなど、路上生活を送る青少年や孤児、虐待や人身売買の被害にあっている子どもたちを支援している。1997年に「国境なき医師団日本(MSF日本)」の青少年向け教育プロジェクトを担う団体として設立され、2000年にNPO法人となった。
昨年12月26日にスマトラ島沖で発生した大地震とそれに伴う巨大津波の被災地では、「国境なき子どもたち(KnK)」は被災した子どもたちを対象として、心理面でのケアを中心とする中・長期的なサポートをインドネシアとインド、タイで展開している。
5月12日(木)から18日(水)まで、「国境なき子どもたち(KnK)」は、東京都新宿区で、インドネシア・スマトラ島沖地震津波で被災したバンダアチェの子どもたちの写真展を開催する。
会場は、東京都新宿区にある、「アイデムフォトギャラリー”シリウス”」。入場無料。
撮影したのは写真家の渋谷敦志氏。渋谷氏は、今年1月から2月にかけて、バンダアチェで、被災した子どもたちを取材して撮影した。
「国境なき子どもたち(KnK)」は、この写真展を、孤児になってしまった子どもたち、心身ともに傷ついた子どもたちのために、私達がどのような支援ができるのかを考える機会としたいとしている。
そのために、写真展開催中には、会場で、小・中学生、高校生を対象に渋谷氏による説明会を開催する。事前予約が必要。総合的な学習の時間等で活用してもらいたいとして、現在、参加校を募集中。また、5月14日(土)には、来場者を対象とした渋谷氏のトークショーも予定している。
写真展の詳細は、「国境なき子どもたち(KnK)」のサイト内、下記を参照のこと。
http://www.knk.or.jp/japan/com/event/2005/event.htm
写真家の渋谷敦志氏のホームページにも、バンダアチェの写真が掲載されている。URLは、下記。
http://www.shibuyaatsushi.com/