行政 : 杉並区、協働事業提案募集
東京都杉並区は、5月16日から6月30日まで、区民の生活の課題解決となる事業提案をNPO等を対象に募集している。採択された企画提案には、30万円の報奨金が支給され、来年度に協働事業化を図る。
杉並区の「NPO等との協働に関する事業提案募集」は、昨年度に続き、今年度が2回目。
この事業提案制度の目的は、NPO等が企画した協働事業について、企画提案した団体と区が対等な立場で協議、検討して事業実施していくことで、区とNPOの協働の推進を図ること。
今年度の募集期間は、5月16日から6月30日まで。5月13日と17日には、区役所内で説明会も開催される。
対象となるのは、活動実績があるNPO等。法人格の有無、所在地は問わないが、杉並区と協働して業務を遂行できる能力を有していることが要件。他にも、会則、会員名簿を備えていること、予算・決算を的確におこなっていることなど、いくつかの要件が募集要項に定められている。
提案の内容は、区とNPO等が協働で実施するのにふさわしい事業。すでに実施している事業の方法や内容を変更するものも可。
応募提案については、第一次審査(書類審査)、第二次審査(公開プレゼンテーション/団体自身による企画の説明)を経て、3~5件程度が選定される予定。審査は、NPO関係者、有識者、区職員から構成される「杉並区協働推進委員会」が行なう。選定された提案には、30万円の報奨金が支給される。
選定された提案は、平成18年度以降の事業化を目指して、提案したNPOと区の所管課が具体的な事業計画として練り上げる。実施に必要な事業費は、協議の上、18年度に予算化する。
杉並区の協働事業提案募集の詳細は、区のホームページ内、下記を参照のこと。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/news/news.asp?news=3275
昨年度の選定事業については、下記で紹介されている。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/news/news.asp?news=2792