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　シーズでは、11月16日（水）午後７時より、文京区シビックセンターに於いて、「目指せ！認定NPO法人」と題するセミナーを開催する。これは、２回連続の「NPOのための寄付セミナー」の第１回目の催し。現在、申込みを受付中だ。

　シーズでは、（独）医療保険機構の助成を受けて「NPOのための寄付セミナー」を11月と12月に開催する。その第１回目が、11月16日（水）午後７時より、東京都文京区の文京シビックホール26階スカイホールで開かれる。

　第１回のテーマは「目指せ！認定NPO法人」。

　寄付促進税制である「認定NPO法人制度」の仕組みや要件、また、いかに準備すべきかについて学ぶ内容。

　ゲスト講師は、すでに認定資格を得ているＮＰＯ法人ＲＤＡ Ｊａｐａｎ事務局長の長谷川修氏。シーズから認定の仕組みを説明した後、長谷川氏による認定申請の実例や、認定を受けたメリットなどが報告される。

　ＲＤＡ Ｊａｐａｎは、全国各地で「障害を持つ人たちのための乗馬活動」を展開している福祉ＮＰＯ法人。

　今年１月１日より認定ＮＰＯ法人になったが、長谷川氏は「それまで市民活動にかかわったことがない『素人』で構成する役員が紆余曲折しながらも設立から現在の運営にいたるまで活動し、「認定ＮＰＯ」の認証を得ることができた」といい、「認定は思ったほど難しいことではなかった」と語っている。

　セミナーでは、そのあたりの経緯や秘訣も聞こうというもの。

　現在、シーズでは認定ＮＰＯ法人の制度改正運動を展開しているが、シーズ事務局長の松原は、

「認定制度の問題点は解決すべきだが、現在でも認定を受けられる可能性のある団体は少なくない。認定を受けられる可能性のある法人には、ぜひチャレンジしてより多くのＮＰＯが認定を得て欲しい。ＲＤＡ Ｊａｐａｎは、認定を今年とったばかりの団体で、事業規模が１千万弱。ＮＰＯ法人の一般的な規模の団体といってよいので、多くの団体の参考になると思う。寄附の集め方や認定の取り方などの知識を役立てて、少しでも多くの団体に活動を活性化して欲しい」

と述べている。

　第２回目は１２月７日（水）の予定で、テーマは「寄付集めの第一歩は信頼性の確保」。いずれの回も定員は８０名。

　これらのセミナーの内容、申込み方法などの詳細は、次のホームページで。

　https://www.npoweb.jp/event/event_info.php?article_id=2301