行政 : 新たに2つの認定NPO法人が誕生
NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク(東京都)とNPO法人北海道移植医療推進協議会(北海道)が、国税庁長官の認定を受け、1月31日に官報に公示された。これで、認定NPO法人の数は51法人になった。同時に、すでに認定を受けていた2つのNPO法人が2度目の認定を受けた。
「認定NPO法人」とは、NPO法人のうち一定の要件を備えて国税庁長官の「認定」を受けた法人。認定を受ければ、当該法人へ寄附をした個人や、企業などの団体が納める税金が軽減される仕組みで、いわば寄附を促進する税制。加えて、認定NPO法人の行う収益事業への法人税も軽減される。
今回新たに認定を受けたのは、次の2法人。
- NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク(代表:國松孝次)
- NPO法人北海道移植医療推進協議会(代表:武井正直)
「救急ヘリ病院ネットワーク」は、緊急に医療を必要とする人に対して、主としてヘリコプターを利用した救急医療に関する事業を行い、国民医療の問題解決と救命率向上に寄与することを目的として、平成11年に設立。
「北海道移植医療推進協議会」は北海道に移植医療を根付かせ、北海道が日本における移植医療の先進地域としての役割を果たすことを目的として平成12年に設立され、臓器移植法で地方公共団体の責務とされている思想普及、臓器提供意思表示カードの配布などの役割を補完する活動を展開している。
これら2法人の認定有効期間は、平成19年2月1日から平成21年1月31日まで。この期間内これらの法人に対して寄附をした個人や団体は、所得から寄附金額の一定部分を控除できる。
今回あらたに認定を受けたNPO法人のそれぞれのホームページアドレスは次のとおり。
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NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク(東京都)
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7233/ -
NPO法人北海道移植医療推進協議会(北海道)
http://www.hokkaido-tpc.org/
また1月31日には、すでに認定を受けている、NPO法人インド福祉村協会(愛知県)とNPO法人千里アーカイブスステーション(大阪府)が2度目の認定を受けて公示された。
認定NPO法人の一覧は、次の国税庁ホームページから見ることができる。
http://www.nta.go.jp/category/npo/04/01.htm