行政 : 「立ち上がる農山漁村」50事例決定
1月17日、平成18年度第2回「立ち上がる農山漁村」有識者会議が首相官邸で開催され、平成18年度「立ち上がる農山漁村」50事例が決定された。事例の中には、人手不足に悩む農家に登録した学生やシニア世代を派遣するNPO法人「学生耕作隊」(山口県)など、6つのNPO法人による取組みが含まれている。
平成16年5月24日に開催された食料・農業・農村政策推進本部(本部長:内閣総理大臣)において、内閣官房で「立ち上がる農山漁村」有識者会議の開催が了承された。有識者会議委員は、農林水産業、農林水産物、農山漁村に造詣が深く、それに関係する活動をしている各界の有識者により構成。
1月17日、平成18年度第2回有識者会議が首相官邸大ホールにおいて開催され、安倍内閣総理大臣をはじめ、塩崎内閣官房長官、松岡農林水産大臣、有識者会議委員などが出席し、平成18年度「立ち上がる農山漁村」50事例が決定された。
50事例の中には、下記の6つのNPO法人による取組みが含まれている。
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NPO法人尾上蔵保存利活用促進会(青森県平川市)
農家蔵の保存利活用とグリーン・ツーリズム -
NPO法人白神自然学校一ツ森校(青森県鰺ヶ沢町)
都市と農村の交流-杉並区の子ども達の自然体験塾 -
NPO法人えがおつなげて(山梨県北杜市)
都市と農村の多面的交流による農村の活性化 -
NPO法人丹後の自然を守る会(京都府与謝野町)
廃食用油回収 -
NPO法人学生耕作隊(山口県山口市)
若者とシニアが広げる農業・農村の活性化 -
NPO法人阿蘇エコファーマーズセンター(熊本県南阿蘇村)
農業を志す人を育成・自立させ、地域活性化を図る
また、50事例とあわせて、選定事例に対して支援・協力を行っている企業や大学等の8団体が、「立ち上がる農山漁村~新たな力~」として選定された。
「立ち上がる農山漁村」有識者会議については、農林水産省サイト内、下記を参照のこと。
http://www.maff.go.jp/tatiagaru/newpage2.htm#H18yusikisha2