その他 : オックスファム・トレイルウォーカー開催
NPO法人オックスファム・ジャパン(東京都 代表理事:松井ケティ)は、4人1組のチームで100kmを踏破するウォーキング・イベント「オックスファム・トレイルウォーカー・ジャパン2009」を5月22日~24日に開催する。参加チームは最低でも12万円のファンドレイジング(寄付集め)も行う。
NPO法人オックスファム・ジャパンは、「より公正な世界」を目指し活動するオックスファム・インターナショナルの一員で、2003年に設立。オックスファム・インターナショナルは16の独立したNPO・NGOから構成されるネットワークで100か国で活動。現在までにノーベル平和賞へ3回ノミネートされている。
日本ではNPO法人オックスファム・ジャパンが独立したNGOとして、「アドボカシー/キャンペーン」「長期開発支援」「緊急人道支援」「国内啓発事業」を柱に、貧困の根本的に解決すべく、精力的な活動を続けている。今回のトレイルウォーカーをはじめ、アンラップトなど先進的なファンドレイジングも実践しており、総収入に占める寄付金の割合は76%(2007年度実績)にも上る。
オックスファム・トレイルウォーカーは、これまでにオーストラリア、ニュージーランド、イギリス、香港等で開催。日本では、オックスファム・トレイルウォーカー・ジャパンが2007年から開始され、今回で3回目の開催となる。前回は、200チーム、計793名が参加。約7000万円もの寄付金が集まったという。今回は規模を拡大し、250チーム・1000名の参加者、800名のボランティアによるサポート体制での開催を予定している。
4人1組のチームによる参加が特長で、ウォーキングとファンドレイジング(寄付集め)にチーム一丸となって取り組むことが重要となる。標高差1200m、100kmの行程を48時間以内で完歩するという自分自身の気力・体力へのチャレンジと、貧困に立ち向かう人々をサポートに使われる1チームあたり12万円以上のファンドレイジングへのチャレンジ、二つのチャレンジ(挑戦)が用意された企画となっている。
各チームが集めた寄付金は、オックスファムの実施する途上国の紛争・災害時の緊急支援、教育・農業支援などの国際協力活動に使われ、人々が貧困から立ち上がるために役立てられる。
参加チーム(個人)には、様々な賞や証明書、表彰が用意されている。100kmを完歩したチーム(個人)には完歩証、300万円以上寄付金を集めたチームにはダイヤモンドチーム賞、ベスト・コスチューム賞、フォトコンテストなど参加者が楽しみながらウォーキングとファンドレイジングをできるような工夫がなされている。前回は「TEAM SPARTA」が1,747,203円、「The Aging Bulls (Merrill Lynch)」が2,011,965円の寄付金を集め、個人・団体の各カテゴリーのトップに輝いた。
オックスファム・ジャパン トレイルウォーカー事務局は、トレイルウォーカーの特長を短歌にまとめ、
「100kmの 達成感と 感動を 世界のために 今年はわたしも!」
と参加を呼びかけている。
トレイルウォーカーについての問い合わせは、トレイルウォーカー事務局まで。
E-mail : trailwalker@oxfam.jp Tel : 03-3834-1940 Fax : 03-3834-1025
オックスファム・トレイルウォーカー・ジャパン2009の詳細は、下記、公式サイトを参照。現在、参加登録を受付中、オンラインで登録が可能。
また、開催には800名のボランティアが必要になるため、ボランティアの募集も行っている。4月23日19時から、東京のJICA地球ひろばで説明会が開催される。
http://www.trailwalker.jp/index.htm
参加チームへの寄付も募集している。下記ページを参照。オンライン・クレジット決済もできる。
ファンドレイジング支援サイト「Just giving( http://www.justgiving.com/ )」で寄付集めしているチームも多い。
http://www.trailwalker.jp/fundrasing/cat119/
NPO法人オックスファム・ジャパンについては、下記ホームページを参照。貧困解決への取り組みが分かりやすく解説されている。
http://www.oxfam.jp/