その他 : 沖縄県で初認定、認定NPO法人数109に
11月30日、特定非営利活動法人(NPO法人)アジアの新しい風とNPO法人アンビシャス、NPO法人ふれあい自然塾が新たに認定を受けた。沖縄県での認定はアンビシャスが初めて。再認定はNPO法人市民オンブズマン福岡とNPO法人難民を助ける会、NPO法人福岡犯罪被害者支援センターの3法人。12月1日現在、認定NPO法人の数は109法人となった。
「認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)」とは、特定非営利活動法人(NPO法人)のうち一定の要件を備えているとして、国税庁長官の「認定」を受けた法人。
認定を受ければ、当該法人へ寄附をした個人や、企業などの団体が納める税金が軽減される仕組みで、いわば寄附を促進する税制(寄附税制)。
認定NPO法人への寄付金は、所得から控除される(寄付金控除)。さらに、認定NPO法人の行う収益事業への法人税も軽減される(みなし寄附金制度)。
また、地方自治体が条例により指定していれば、認定NPO法人への寄付金は住民税から税額控除される仕組みも導入されている。
11月30日、認定を受けたのは以下の6つの特定非営利活動法人(NPO法人)。
【新認定】
初回(認定有効期間5年間)
NPO法人アジアの新しい風
NPO法人アンビシャス
NPO法人ふれあい自然塾
上記法人の認定期間は、平成20年度の改正による認定有効期間5年への延長に伴い、平成26年(2014年)11月30日まで。
【再認定】
4回目(認定有効期間5年間)
NPO法人市民オンブズマン福岡
NPO法人難民を助ける会
3回目(認定有効期間5年間)
NPO法人福岡犯罪被害者支援センター
再認定3法人の認定期間は、平成20年度の改正による認定有効期間5年への延長に伴い、それぞれ5年間。平成26年(2014年)11月30日まで。
3法人が新たに認定されたことにより、12月1日現在、認定NPO法人の数は前月より3法人増加し、109法人となった。
今回、沖縄県で難病患者の支援活動を行っているNPO法人アンビシャス(沖縄県 理事長:迫幸治)が認定された。これは沖縄県で初となる。
認定の相談・審査は全国に12ヶ所ある国税局・国税事務所が担当している。アンビシャスの認定により、これら12ヶ所全ての国税局・国税事務所で認定NPO法人が少なくとも一つ誕生したこととなった。ただし、現在は熊本国税局の担当する熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県に認定NPO法人が存在しない。
沖縄県、沖縄国税事務所で初の認定となった認定NPO法人アンビシャスのホームページは下記。
http://www.ambitious.or.jp/
認定NPO法人の一覧は、次の国税庁ホームページから見ることができる。
2009年5月より従来のNPO法上の活動分野に加え、定款に記載された活動目的もホームページ上に掲載されている。これにより、団体名だけでは分かりづらかった活動内容も理解しやすくなっている。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/denshi-sonota/npo/meibo/01.htm