その他 : 認定NPO法人、12月の申請件数は12件
国税庁の調べで、12月中の「認定NPO法人」の申請件数などが明らかになった。同月中の認定申請は12件。同月の認定は5件。各地の国税局で受けた認定NPO法人に関する相談は90件だった。
国税庁の調べで、NPO支援税制の対象となる「認定NPO法人」になるための認定申請状況について、12月中の数字が明らかになった。
これによると、新たな認定申請は12件だった。
不認定はなし。認定申請後に申請を取り下げたNPO法人は2件だった。
12月段階で、認定審査中の法人件数は45件。
12月中に、全国12ヶ所の国税局で受けた認定に関する相談は90件。2001年9月から始まった認定に関する相談の累計は7840件となった。
2001年10月から始まった認定NPO法人制度にかかる、2009年12月末時点での認定申請等の累計の数字は以下のとおりである。
<認定申請件数=425件>
認定数 248(※)件
申請取り下げ 129件
不認定 3件
審査中 45件
——————-
認定期間終了 9件
解散 3件
認定取消し 1件
上記の認定数には、再認定124件、認定期間終了9件、解散3件、取消し1件を含むため、12月末時点の「認定NPO法人」数は111法人となっている。また、一度でも認定を受けたNPO法人の数は、124法人となっている。
国税庁は、迅速な認定を目指し、1月に初めて月半ばでの認定を行った。このため、今後の記事では、前月末時点での数値を報告するようにしていく。最新の件数などは、下記ニュースを参照してほしい。
参考ニュース「月半ばで認定3法人、認定NPO法人数114に」(2010/1/18)
/2010/01/その他-月半ばで認定3法人、認定npo法人数114/
認定申請に関する実績判定期間については、平成21年度(2009年度)に限り、原則5年か2年か好きな方を選択できる特例措置が4月からスタートした。これにより、認定NPO申請の書類作成の手間は大幅に軽減されている。
昨年12月22日に発表された政府の平成22年度税制改正大綱では、来年度もこの特例措置を延長することが盛り込まれている。引き続き、申請の負担は軽減される予定だ。
参考ニュース「【速報】特例延長・手続簡素化などが実現へ!」(2009/12/23)
/2009/12/その他-【速報】特例延長・手続簡素化などが実/
全国12ヶ所の国税局では、認定を受けるための相談窓口を設けており、連絡先の一覧は国税庁のホームページから見ることができる。国税庁では、円滑で迅速な審査のため、事前チェックと事前相談を呼びかけている。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/denshi-sonota/npo/madoguchi/02.htm
認定NPO法人の一覧は国税庁内下記ページを参照。
2009年5月より従来のNPO法上の活動分野に加え、定款に記載された活動目的もホームページ上に掲載されている。これにより、団体名だけでは分かりづらかった活動内容も理解しやすくなった。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/denshi-sonota/npo/meibo/01.htm