平成23年度の世帯平均寄付額は6,551円
平成23年の総務省統計局家計調査報告(家計収支編)の結果によると、平成23年の1世帯当たりの平均寄付金額は6,551円で、平成22年の3,789円と比較し、2,762円の増加となった。
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総務省の家計調査は、昭和21年(1946年)7月に始められた「消費者価格調査」から発展したもの。国民生活における家計収支の実態を把握して、国の経済政策・社会政策の立案のための基礎資料とするために、総務省統計局が毎月実施している統計調査。
この家計調査では、農林漁家世帯を除く二人以上の世帯を対象として、600以上の購入品目別の支出に関して詳細な調査を行っている。
なお、「寄付金」の品目は、調査対象として昭和62年(1987年)に加わった。ただし、この寄付金には社寺への賽銭などの「信仰/祭祀費」、また自分の子どもの通う学校への寄付金は含まれない。
一世帯当たりの年間寄付金額は、阪神淡路大震災の起きた平成7年が5,834円となったのち、2千円~3千円台で推移していたが、平成23年度は東日本大震災を受けて、6,579円になった。
以下は、昭和62年から平成21年までの一世帯あたりの寄付金額の推移。
<農林漁家世帯を除く二人以上の世帯の全国平均>
年 金額
1987(S62) 8,531円
1988(S63) 7,013円
1989(S64/H1)10,388円
1990(H2) 3,451円
1991(H3) 3,894円
1992(H4) 3,405円
1993(H5) 3,412円
1994(H6) 3,145円
1995(H7) 5,834円
1996(H8) 3,250円
1997(H9) 3,594円
1998(H10) 3,249円
1999(H11) 3,172円
2000(H12) 3,199円
2001(H13) 2,670円
2002(H14) 2,936円
2003(H15) 2,794円
2004(H16) 3,224円
2005(H17) 3,460円
2006(H18) 2,641円
2007(H19) 2,618円
2008(H20) 2,947円
2009(H21) 2,625円
2010(H22) 3,789円
2011(H23) 6,551円
平成23年の農林漁家世帯、単身世帯を含む総世帯の全国平均は下記ページを参照。
「<品目分類>1世帯当たり品目別支出金額」
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001086337
家計調査の詳細は、総務省統計局のサイトの下記を参照のこと。
http://www.stat.go.jp/data/kakei/index.htm