NPO法人が東北ろうきんから融資を受ける方法
ビフォーアフター
ビフォー(一例)助成金などは交付までに時間がかかることもあり、つなぎ資金がないと資金繰りの関係から新たな事業へのチャレンジができない。 |
アフターNPO事業サポートローンのつなぎ資金を活用することで課題解消をめざす。 |
手順
1. ローンを申し込める対象団体であるかを確認する
東北ろうきん「NPO事業サポートローン」をご利用いただける団体は、東北6県内に主たる事務所を有する特定非営利活動法人で、原則として、ローンを受けようとする事業を、任意団体期間を含めて3年以上継続して行っており、かつ法人格取得後最低1事業年度の決算が確定している団体が要件となっております。
2. 最寄りの営業店へ相談に行く
最寄りの営業店は東北労働金庫のホームページで検索できます。
http://all.rokin.or.jp/tenpo/tohoku.html
ご相談時は、下記の書類をご準備いただき、ご提出後に東北ろうきんでは仮審査(事前審査)を行います。
【ご用意いただく書類】
○定款(現在のもの)
○法人設立認証書
○総会議案書・決算書類(可能な限り3期分をご用意ください)
○収支予算書(当年度分)
○税務申告書・勘定科目内訳明細(3期分)
○法人の登記事項証明書(直近のもので写しでも可)
○事業の許認可に関する書類・契約書(介護等の事業を行っている場合等)
○法人・事業に関するパンフレット等
○土地建物の図面・不動産登記簿謄本(不動産担保の場合)
【当庫所定の書類(ご記入後提出いただきます)】
○ご相談シート
○役員・スタッフ一覧表
○資金繰表
○資金計画書および返済計画書
○個人情報収集・保有・利用・提供に関する同意書(連帯保証人予定者の署名・押印)
○その他必要と認める資料
3. ローンの申込み
仮審査(事前審査)で、今後のお手続きが可能となりましたら、正式にお申込みいただきます。その際は、下記の書類が必要となります。お申込みいただきましたら本審査を行います。
【ご用意いただく書類】
○理事会等の議事録(写し)※今回の借入の機関決定に関するものです。
○法人納税証明書
○印鑑証明書(法人)
○印鑑証明書(連帯保証人)
○予定連帯保証人の収入証明
○資金使途を証する書面
【当庫所定の書類(ご記入後提出いただきます)】
○借入申込書
○借入決議書(借入決議をした理事会の出席者の署名・押印)
コツ
事業年数が2年未満であっても、国・自治体からの負担金・補助金、または財団法人等からの助成金等の交付が確実と認められる当該交付金に係わるつなぎ資金の申込の場合などは、ご融資をお申込みいただける場合がございますのでお問い合わせ願います。
東北労働金庫
私たちろうきんは、はたらく人たちのあたたかな絆から生まれた ‘はたらく仲間の金融機関’ です。その基本姿勢も、社会的な役割も、暮らしに役立つ商品やサービスも、すべてが人の視点にたって発想されたものです。人と人の輪の中で、暮らしを見つめ、ニーズをつかみ、快適で賢い生活のためのベストアドバイスを提案できる、はたらく人たちのいちばん身近で親しみやすい生活応援バンクでありたいと思います。
サンクス
著者のご好意によりボランティアで記事を執筆いただきました。東北労働金庫様に御礼申し上げます。