年間1,200件 子ども達からの電話相談
ボランティア活動を支える市民からの寄付
認定 | NPO法人チャイルドラインさっぽろ(北海道) |
北海道のチャイルドラインを支えて10年
18才までの子ども達が、つらいとき、悲しいとき、寂しいとき、嬉しいときに気軽に電話ができて、声を受けとめてもらえるところ、それが「チャイルドライン」です。会話を通して子ども自身が考えを整理し、自ら解決策を見いだせるようにと、気持ちに寄り添う姿勢で活動を続け、2003年のスタートから10年がたちました。現在、日本では月~土曜日の午後4時~9時、全国どこからでもフリーダイヤルで電話をかけることができます。2013年度は全国で約20万件の電話がありました。チャイルドラインは全国の団体に分担があり、当団体は月・水曜日を担当。電話に出る「受け手」が3人、受け手をサポートする「支え手」が1人、計4人体制で対応します。全員がボランティアで、受け手は1年間の養成研修とインターン研修を行い、かけ手の気持ちに寄り添える人材の養成にも取り組んでいます。2013年度だけで延べ620人の受け手・支え手が1日20 ~ 30件、計1,200件の電話相談に耳を傾けました。利用促進に向けたPRも大切です。2014年7月には、北海道日本ハムファイターズの協力で、道内の小中学生40万人にチャイルド ラインのカードを配布しました。
寄付金控除を寄付者も歓迎、連携にもプラス
札幌市第1号の認定NPO法人となった後は、「寄付金控除が使えて寄付しやすくなったよ」との声もありました。また、認定取得による社会的信頼性向上は、教育委員会や児童相談所など公的機関との連携にもプラスになっています。