仙台市・石巻市で130人の就労を実現
若者を励まし、地元企業とつなぐ活動を続けたい
仮認定 | NPO法人Switch(宮城県) |
一人一人の「働く」「学ぶ」を支える
社会には、様々な理由で、働きたくても働けない、学校に行きたくても行けない人がいます。Switchは、こうした困難を抱えている方々の就労・就学支援事業を行っています。2011年3月2日、東日本大震災の1週間前にNPO法人を設立しました。震災後、一時は解散も考えましたが、津波の被害を受けた地域で必死に「働きたい」「学びたい」と頑張る被災者の姿を目の当たりにして、私たちの活動は必要だと再認識。2011年6月には、心に悩みをかかえる若者の就労支援施設「スイッチ・センダイ」を開設しました。「制度の枠にとらわれず、利用者に合わせたプログラム」を第一に、伴走型支援を心掛けています。現在は仙台市と石巻市で事業を展開。設立後3年間で約130人の就労を実現しました。
石巻の若者と地元企業をつなぎたい
東日本大震災から3年半が経過した今も、被災地の人材不足は深刻です。特に地元の中小・零細企業が求人に苦労しています。応募する学生の方にも不調を抱えていたり、キャリアに関する考えが偏っていたりと課題があり、うまくマッチングできていません。2013年7月に開設した「ユースサポートカレッジ石巻NOTE」では、カウンセリングやスキルアップ講座を提供し、地元企業へのインターンを通じてつながりを創りだしています。