税額の計上について 投稿者:
みずき 投稿日:2002/05/15(Wed) 23:41:00
No.1097
収益事業についての税額が確定しました。
算出した法人税並びに地方税は当期の収支
計算書の租税公課に計上するのでしょうか。
貸借対照表には未払法人税等が発生する
と考えますが、これでよろしいのでしょうか。
税金を引いた額が当期正味財産ということ
でしょうか。
税引き前で一旦収支計算書を作成しました。
ここには当然当期の法人税等は計上されていま
せん。次年度の経費に予算化させる方法は望まし
くないのでしょうか。
よろしくお願い致します。
Re: 税額の計上について 投稿者:
公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2002/05/16(Thu) 07:22:00
No.1098
みずきさん
法人税並びに地方税の計上は、当期でも翌期(実際に納税を行う期)でも、
どちらでも構いません。当期の収支に計上するのを「発生主義」、納税した
ときに計上するのを「現金主義」と言います。
もちろん、「発生主義」で処理した場合には、貸借対照表には未払法人税
等が計上されますし、税金を引いた額が当期正味財産ということになります。
どちらがより好ましいかと言えば「発生主義」ですが、税額に重要性がな
い(決算の大勢に影響がない)のであれば、「現金主義」も許されます。
公認会計士・赤塚和俊