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  • 副業 - 松尾 2002-06-21 14:25:00 No.1246
    • Re: 副業 - 公認会計士・赤塚和俊 2002-06-22 04:54:00 No.1247
      • Re: 副業 - 松尾 2002-06-23 23:45:00 No.1248
        • Re: 副業 - シーズ・轟木 洋子 2002-07-05 18:32:00 No.1249
副業 投稿者:松尾 投稿日:2002/06/21(Fri) 14:25:00 No.1246
はじめて質問させて頂きます。

 NPOの役員・社員になる場合、
 会社勤めの人は「副業」になってしまうのでしょうか。
 報酬の有無によるのでしょうか。
 或いはこれは各会社の就業規則によって異なるのでしょうか。

よろしくお願いいたします。
Re: 副業 投稿者:公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2002/06/22(Sat) 04:54:00 No.1247
松尾さん

基本的には報酬の有無によります。民間の会社員であれ公務員であれ
原則として勤務時間外に無報酬で行う活動に関しては、役員等の肩書
があったとしても、何の制約もありません。

報酬を受ける場合に、いわゆる「副業」となります。公務員の場合には
所属長の許可が必要です。民間の場合にはその会社の規定によります。

しかし、仮に報酬を受けるとしても会社が時間外の行動まで拘束できる
のかどうか、私は疑問です。法律的にはどうなのでしょうか、轟木さん、
調べていただけますか。

             公認会計士・赤塚和俊
Re: 副業 投稿者:松尾 投稿日:2002/06/23(Sun) 23:45:00 No.1248
アドバイスありがとうございました。
最近は副業を認める企業も出てきているとはいえ、
まだまだ難しいのかな、と思っておりました。
自身でもいろいろ調べてみようと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
Re: 副業 投稿者:シーズ・轟木 洋子 投稿日:2002/07/05(Fri) 18:32:00 No.1249
松尾さん、赤塚さん、

遅くなってしまいましたが、会社が従業員の時間外の行動をどこまで拘束できるのか、
東京都の中央労働基準監督署に聞いてみました。

そのお答えでは、基本的に就業規則には公序良俗に反しない限り何を書いても良いもの
であり、時間外の副業についても禁止することは可能である。また、そういう就業規則
は結構あって、これに反して副業を行った場合で裁判をすると負けることが多い、との
ことでした。
ただし、裁判になるような場合は、就業中に居眠りをするなど、正業に支障をきたすよ
うな場合がほとんどとのことで、きちんと正業をやっているのに解雇されて裁判になっ
たような時は、それぞれ個別ケースなのでわからないとのことでした。

また、中央労働基準監督署の方は、副業をもっている人が正業の場で、副業に関連する
勧誘のようなことをされると会社はとても困るので、注意が必要とも付け加えておられ
ました。

また、重要なのは会社との信頼関係なので、どうしてもやりたいなら、事前に報告して
理解してもらう方が良いとも言っていました。

どうも、個人の余暇を利用した自由な時間の過ごし方よりも、企業の利益の方が今は優
先されているようです。

シーズ事務局・轟木 洋子
Re: 副業 投稿者:松尾 投稿日:2002/07/12(Fri) 23:46:00 No.1250
ご丁寧な回答をありがとうございました。
とても参考になりました。
今後とも宜しくお願いいたします。

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