- 認定取得講座 - ケンパ和久津 2002-10-31 13:01:00 No.1456
- Re: 認定取得講座 - 公認会計士・赤塚和俊 2002-10-31 21:36:00 No.1457
認定取得講座 投稿者:
ケンパ和久津 投稿日:2002/10/31(Thu) 13:01:00
No.1456
はじめてメールします。
ツリーの内容を拝読すると、高度なご質問ばかりなので初歩的なことで恐縮です。
1990年から活動をはじめ、1999年に特定非営利活動法人の認証を東京都で
うけた「子どもの健全育成」「子育て支援」を主目的とした団体です。
事業規模が5000万円~6000万円の収入がありますので、次年度から
消費税の納付が発生し、資金収支の圧迫が予測されます。
(特に次期は、今期分の一括納付と次期の半期納付が重複するので資金繰りが危ない)
現在、スポンサー企業からの支援も、一般事業収入となっていますし
学校法人さんでいうところの「入学寄付金」も、一般事業収入となっていて
これら全てが課税の対象となっています。
みなし寄付税制の成立の行方に注目していますが、
認定団体になるための、準備や予備知識を指導していただける講座や
推薦図書類などを教えていただけないでしょうか?
常設の講座などがあれば、是非受講したいのですが。
ご指導宜しくお願いいたします。
Re: 認定取得講座 投稿者:
公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2002/10/31(Thu) 21:36:00
No.1457
ケンパ和久津さん
> 現在、スポンサー企業からの支援も、一般事業収入となっていますし
> 学校法人さんでいうところの「入学寄付金」も、一般事業収入となっていて
> これら全てが課税の対象となっています。
「入学寄付金」が課税収入になるのはやむを得ないところですが、スポンサー
企業からの支援が課税収入になるのはどういった事情でしょうか。対価性があ
るのでしょうか。
> 認定団体になるための、準備や予備知識を指導していただける講座や
> 推薦図書類などを教えていただけないでしょうか?
講座については私はわかりませんが、参考書としてはシーズのブックレットが
一番すぐれていると思います(このHPに紹介があります)。
> 常設の講座などがあれば、是非受講したいのですが。
常設の講座はどこにもないはずです。
公認会計士・赤塚和俊
Re: 認定取得講座 投稿者:
ケンパ和久津 投稿日:2002/11/01(Fri) 14:28:00
No.1458
公認会計士・赤塚和俊さま
早速にご回答いただき、ありがとうございます。
スポンサー企業さんは、
具体的には美容院チェーン店を経営されている企業さんで
美容師(職員)向けの保育サービスや、顧客に対する保育サービスの提供
に対する保育士の派遣、施設運営のノウハウ供給といった部分には対価性があり
契約もあります。
その契約のご縁からですが、
教育育成プログラムの開発事業や、研修開発事業、相談事業などについて、
純粋に支援のしていただいています。
当該企業に直接の対価性はないのでは?と考えていますが、
会計上は一括して処理されています。
> 講座については私はわかりませんが、参考書としてはシーズのブックレットが
> 一番すぐれていると思います(このHPに紹介があります)。
ありがとうございます。早速勉強してみます。
講座などに期待したのは、申請書類の記入方法等ではなく
こうした寄付かどうかあいまいな部分を
会計上どのように分離計上しているのかといった、
現状の課題解決に反映できるような部分を期待しましたが・・・
> 常設の講座はどこにもないはずです
そうですよね、考えてみれば
そんな都合の良い講座があるわけないですよね。
収入1/3以上が第三者寄付のハードルは高そうですが
組織の公開性を高めるためにも、努力してみたいと思います。
ありがとうございました。
ケンパ和久津
Re: 認定取得講座 投稿者:
公認会計士・赤塚和俊 投稿日:2002/11/01(Fri) 17:33:00
No.1459
ケンパ和久津さん
> 教育育成プログラムの開発事業や、研修開発事業、相談事業などについて、
> 純粋に支援のしていただいています。
> 当該企業に直接の対価性はないのでは?と考えていますが、
> 会計上は一括して処理されています。
会計上一括処理してはいけません。しなければ、対価性のない部分は非課税収
入で構わないはずです。対価性がないことをはっきりさせるためにも、対価性
のある部分についてはきちんと契約書を交わしておいた方がいいと思います。
もちろん、この契約上の単価は社会的に妥当な金額である必要があります。不
当に低額だと支援部分も対価の一部とみなされる可能性もでてきます。
公認会計士・赤塚和俊