NPOWEB

　いつも参考にさせていただいております。
　少年スポーツ指導を公務時間以外の夜間等を使い、月２０回ほど指導していただいて
いる公務員の方がいます。
　これまでは実質交通費以外何も渡していませんでしたが、図書券等の金券で渡すなら
よいのではないかと考えました。（その場合の実質交通費は、いいのですよね）
　月に他の方への謝金と同様にすると６万円（年間７２万円）ほどになります。
　一般的な考え方として公務員の場合、金券で御礼する場合でも問題なのかお教え下さ
い。
　また、すぐ渡すのはだめでも、退職後であれば問題はないとか、そのあたりも参考に
お教え願えればと思います。
　よろしくお願いします。

ＦＣさん、

ご質問いただいた内容について、シーズには専門家がおりませんので、人事院の公平審
査局職員相談室と人事恩給局に聞いてみました。

そこでのお答えは、
「一回限りの謝金なら問題ないが、継続的に一定の収入があることになるなら、所属省
庁に兼業の申請をしなければならない、そのうえで、審査を経て許可されれば問題ない」
というお答えでした。また、図書券などの金券ならどうなのか、という質問には、それ
も金券であるので、同様に所属省庁に申請すべきとのことです。

また、交通費の実費だけ毎月渡すのならかまわないと思うが、という質問には「金銭的
収入にならないならＯＫだが、服務上の観点から継続的なものはできるだけ所属省庁に
届けておいてください」
とのことでした。

なお、退職後にまとめて渡す件については、「うーん、基本的に受け取ることができる
のは、許可を受けた以降の期間についてです」という返事でした。

参考になれば幸いです。

シーズ事務局・轟木　洋子

とても手間のかかる質問に細かく
お答えくださいましてありがとうございました。