NPOWEB

いつもお世話になっております。
パネル展示など教材として貸出を行っており、これはNPOの本来事業ですが、
税法上は収益事業ということで申告する予定です。
現在会員制度は以下のように設定していますが、
見直しを検討しており、御助言をいただけましたら幸いです。
現在は、
①正会員(5千円)
②賛助会員(5千円)
③利用会員(半年・2千円、一年・4千円)
会員特典は、
A. パネル展示貸出料金の割引
B. 書籍の貸出(会員限定、貸出料なし、送料実費負担)
C. ニュースレター発送、など
特典は、①～③、どの種類の会員でも受けられます。

このような場合、認定NPO法人の資格取得要件をパスできるかということを
考えたとき、③の利用会員は、「寄付」とは見なされにくいでしょうか。
また、①と②も、同じ特典が受けられるとすると、
「寄付」とは見なされにくくなるものでしょうか。

実は、現在、③をなくして、①と②のみにシンプルな区別にできないかと
考えています。しかしそうなると、例えば、②の賛助会員とはいえ、
特典を受けていると、さらに「寄付」と見なされにくくなるものでしょうか。

ご指導お願い申し上げます。

NPO法人でボランティアをしておりますTAKAと申します。

>特典は、①～③、どの種類の会員でも受けられます。
>
>このような場合、認定NPO法人の資格取得要件をパスできるかということを
>考えたとき、③の利用会員は、「寄付」とは見なされにくいでしょうか。
>また、①と②も、同じ特典が受けられるとすると、
>「寄付」とは見なされにくくなるものでしょうか。


「寄付」とは基本的に「対価のない支払」ですから、会員割引等の特典が
ある「会費」は寄付とは認められないのではないでしょうか。
特典が全ての会員種別で受けられることを考えますと、「会費」は「会費収入」
としての入帳となり、認定要件の「寄付」とは別のものになると思います。

>実は、現在、③をなくして、①と②のみにシンプルな区別にできないかと
>考えています。しかしそうなると、例えば、②の賛助会員とはいえ、
>特典を受けていると、さらに「寄付」と見なされにくくなるものでしょうか。

会員特典の内容に変更がないのであれば、会員種別を統合しても、
認定NPOの要件には影響はないと思います。


以上