ポパイさん
ご質問ありがとうございます。
助成金や補助金については、過去にお答えしたことがあります。
「1578 助成金について?」に対する「1581」番の回答をよろしければ参考に
なさってください。質問箱の下の方にある検索コーナーで番号検索ができますので、
ご利用ください。
また、損保ジャパン記念財団が出しておられる、「NPO法人設立の手引き」、
「NPOの活動資金確保の手引き」などが参考になるのではないかと思います。
これは、以下のURLからダウンロードすることができます。
http://www.sompo-japan.co.jp/foundation/この手引きには、助成金申請の際の書き方のポイントや、社会福祉関係の主な助成団体の
リストなどが掲載されています。
ホームレス支援に実績のある財団や企業は多数あると思いますが、私はあまり詳しくは
ありません。ただ、上記の福祉関係の団体リストにはない、ハウジングアンドコミュニ
ティ財団の「住まいとコミュニティづくり活動助成」事業や、日本国際交流センターと
リーバイ・ストラウス社の協働プロジェクト「リーバイ・ストラウス・コミュニテイ活
動推進基金」、ファイザー製薬社の「心とからだのヘルスケアに関する市民活動支援」
事業などでも積極的に支援されているようです。
さらに、人を雇う場合であれば、雇用保険適用事業所という条件つきではありますが、
雇用助成金を受けることもできるかもしれません。高齢者や障害者の雇用促進、起業
支援、不況対策などの政策目的でいろいろな雇用助成金が用意されています。詳しくは
最寄の公共職業安定所でお問い合わせください。
ご質問のなかにある「どのようにすれば」という問いに対する答えとしては、とにかく、
助成金や補助金などの募集情報に対し、常にアンテナをたてておく、ということしか
ないと思います。助成してくれそうな財団や自治体の事業計画が定まる4月から5月
ごろに、助成事業の内容や対象者、募集時期を問い合わせてみるのもいいでしょう。
ただ、助成金や補助金は不況、金利低下、税収低下などの理由から、非常に厳しい状況に
あり、競争率の高いものであることを念頭においておく必要があります。助成決定までに
数ヶ月を要することも少なくありません。社会的に必要とされており、助成元がその課題
解決の手助けをしたくなるような事業を企画、提案していく努力が不可欠であるのは言う
までもありません。
当会では、HP上で、募集期間内にある助成金情報を提供しております。個々の自治体の
情報までは、なかなか手がまわりませんが、各地のサポートセンターや自治体の広報誌
などとあわせてお使いいただければかなりの助成・補助金情報をひろいだすことができる
のではないでしょうか。
以上、参考にしていただければ幸いです。
シーズ 安部 嘉江