H-Aさん、
回答が遅くなり、すみませんでした。
シーズが今年3月に実施した自治体へのアンケート調査によると、NPO支援センター
を設置している都道府県は、32あることが分かっています。また、3月時点では設置
していなかったけれど、計画中であるとした都道府県が5つありました。あわせると、
全国78.7%の都道府県が設置しているか、計画中であることになります。
ちなみに、市区町村については、アンケートに回答した730自治体のうち、NPO支
援センターを設置していると答えたのは127の市区町村でした。また、計画中である
と答えたのが92の市区町村となっています。
なお、公設民営型といっても、さまざまな形があります。建物は行政が用意するけれど、
運営については公募をかけて、自治体が良いと思った団体(NPO法人など)に委託を
出す場合もありますし、一方で、ある市民団体や社会福祉法人に運営をまかせ、自治体
は補助金を出したり、部分的に事業委託をしたりする例もあります。その他の形態もあ
ります。
自治体とはまったく別に、民設民営のNPO支援センターもあります。
この場合は、会費や寄附、また事業による収入などで運営をしていたりします。
公設の支援センターと、民間の支援センターとの違いについてのご質問ですが、一概に
一般化して述べるのは困難です。それぞれのセンターに特徴があるからです。
ただ、民間の支援センターは、公設のものと比べると、ほとんどの運営を自主財源で行
わなければなりませんから、その分運営は大変です。しかし、その分ユニークな試みを
しているところも多いように思います。
なお、地方自治体のNPO支援策などに関する実態調査報告書を、最近シーズでは発行
しています。
送料のみ負担いただいて、無料配布していますので、もしご興味がおありのようでした
ら、ご入手されてはいかがでしょうか。
タイトルは「地方自治体のNPO支援策等に関する実態調査」です。入手方法は、次の
ホームページから見ることができます。
http://www.npoweb.gr.jp/aboutcs/cs_info.php3?article_id=807また、日本NPOセンターのホームページでも、全国のNPO支援センターの一覧を見
ることができます。
ホームページアドレスは、以下のとおりです。
http://www.jnpoc.ne.jp/