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社団法人には１．会社のように商法の適用を受けるもの(営利法人)、
　　　　　　２．公益を目的とし例えば日本赤十字社のように民法の適用を受けるもの(公益社団法人)
　　　　　　３．営利も公益も目的としない例えば、労働組合のようなもの
の３種類があるようですが、３に属する例えば労働組合等で所轄庁に申請して認可を
受けているケースがあるのでしょうか教えて下さい。

相沢毅さん

> 社団法人には１．会社のように商法の適用を受けるもの(営利法人)、
> 　　　　　　２．公益を目的とし例えば日本赤十字社のように民法の
> 　　　　　　　　適用を受けるもの(公益社団法人)

日本赤十字社は日本赤十字社法という特別法で特許された法人です。もちろん
民法の特別法ですから民法の適用がないわけではありませんが、基本的に特別
法で設置された法人と考えるべきです。この種の法人は、他に日本公認会計士
協会、地方公務員共済組合、農業者年金基金等があります。特許法人は特別法
で１団体のみが認められており、行う事業も厳しく法律で制限されているとい
う特徴があります。

公益社団法人として一般的なのは、特別法で特許された法人ではなくて、民法
第34条で認可された普通の社団法人です。こちらは、特許法人に比べると行う
事業の制限がゆるやかです。

> 　　　　　　３．営利も公益も目的としない例えば、労働組合のようなもの
> 　　　　　　　　の３種類があるようですが、３に属する例えば労働組合等
> 　　　　　　　　で所轄庁に申請して認可を受けているケースがあるのでし
> 　　　　　　　　ょうか教えて下さい。

消費生活協同組合、農業協同組合、健康保険組合、商工会議所その他多数あり
ます。

　　　　　　　　　　　　　　　　公認会計士・赤塚和俊