NPOWEB

最近、行政との協働を含め、NPO法人の活動も広がっています。
事務局および理事会が存在し（事務局に理事さんが参加していることを別にして、）
日常業務を行っている場合、（特に行政系の施設管理等）日々判断を下す場合が
でてきます。
その判断で緊急性を要する場合、事務局判断で進んでいく（理事会には事後報告となる。）
となる場合がありえます。その判断によって、仮に損害（被害）を生じた場合には理事会の責任はどうなるの
でしょうか。
この当り、理事会と事務局（現場）とのかかわりを含め、教えていただけたら、幸いです。

愛媛の木村ですさん、

事務局が独自に判断し、理事会では事後報告となった場合であったとしても、そのこ
とで理事が第三者に対して責任を取らなくて良い、ということにはなりません。この
場合、理事会は、事務局を監督しきれていなかったということになります。
（ただし、第三者に対してはそうであっても、理事会が事務局長に対して損害賠償を
請求するということはあり得るかもしれません）

理事会と事務局との関係について、私の知っている例では、理事会のなかに事務局担
当理事を置いて、日頃の業務について事務局と担当理事が頻繁に連絡をとりあってい
るケースや、事務局長の権限範囲を明確にしておいて、それを超える場合には理事会
の承認を必要とするという規定をつくっているケースなどがあります。後者は、たと
えば３０万円未満の決算は事務局長権限で判断できるが、それ以上は理事の承認が必
要とするなどの規定を置いているようです。

シーズ事務局・轟木　洋子

シーズ・轟木　洋子様
ありがとうございます。
おっしゃるとおり、金銭面では規約等で管理できます。
でも、今後、施設管理等で突発的な出来事・事故のあった場合は
どうなるのか？
愛媛でも施設管理がぽつぽつ出てきてます。
理事会と事務局との連携が問われるのでしょう。

それにしても、行政の方は協働をどう考えておられるのか？
最近そう想うときは多くなった気がします。